浮遊

海に浮かび雪に遊び岩にはりつく、ものづくり人間のまいにち

4月25日  

昨日母とまだ荷物が片付いてない家の中を整頓、掃除した。

というのもばあちゃんのことでいつ親戚が来るかわからないから。
案の定今日は雨の中ばあちゃんの実家のほうから親戚が話を聞きにきた。

冷たい雨で寒い。薪ストーブをつける。
ばあちゃんに燃えてるところ、見せたいなぁ。

ひと通り話をして、その後父が親戚を連れ病院まで行った。

父は結局延命措置を頼んだ。けれどそれもそんなに長く持つとは思っていない。
私たちも同じくそんな風に思ってる。

私は仕事の後病院へ。
ばあちゃんには新しくまた機械がついてた。
口が開いてて中が乾きそう。でも家にいる時みたいに額に皺が寄ってない。
大きな声で「ばあちゃん。きたよ。」と耳元で呼んだ。
すると足をモゾモゾとさせ、首の向きが変わった。口もモグモグ。
もしかしたら偶然に痰がからんで苦しかっただけなのかもしれないけど。

これだけで、こんなにうれしいものなんだね。

これから容体がどう変わるか私たち家族には全く予想できない。
でも今こうしてばあちゃんが反応してくれることがみんなの救いになっていることは確か。

category: ばあちゃんとの日々

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4月23日  

今日夕方仕事が終わってばあちゃんの面会に行ってきた。
ちょうど両親が先生との面談を終え帰ったところだと病室にいた叔母が教えてくれた。

ばあちゃんのほうをみると、管がたくさんついてる。
モニターも大きいのが二つ。
チューブが入って鼻筋が曲がっている。痛そうだ。
口にも物々しい太い管がつながり、痰をとるチューブに尿をとるチューブ。

たまらず涙が出てくる。
昨日まであんなに大きな声で私を呼んでいたのに。

耳元で声をかけるとわずかに眉のあたりがピクピクした。(ような気がした)

叔母が帰り、ばあちゃんと二人きりになる。
手を握ってみる。握り返してこない。
いつもさみしがって近くに行くと必ず手をつかむのに。
こんなことならもっと優しくしておくんだった。

容体は落ち着いていて、泊まらなくてもよいとのこと。
以前の入院の時は騒いで仕方ないから付き添ったけど、今回はそれはない。

周りの人間は勝手なもので、騒がれるとうっとうしく思うのに、
しゃべれなくなったら今度はさみしがる。

しばらく居たけどたまらず「また来るね。それまで待っててね」って言って出てきた。

家に帰ると両親も私も気が抜けたようになってる。
いつもばあちゃんの食事介助したり、口腔ケアをしたりで気が抜けなかったのが
突然やらなくてもよくなると脱力感でいっぱいになる。

食卓でばあちゃんの今後について話した。
今は人工呼吸器をつけてなんとか落ち着いている。
はずせば急変するかもしれないけどこの状態でもそう長くはない。
あらゆる手をうって延命措置をすればもう少し存えるだろう。
けれど延命措置をしたところで病院にずっとはいられない。
病院はこれ以上の治療はできません、と出さざるを得ないからだ。
そうなると人工呼吸器やいろんなチューブをくっつけたまんま家に帰ってくることになる。
食事なんてできないから胃に直接入れるようだし、
寝たきりだから褥瘡防止措置として数時間おきに体の向きを変えなければならない。
私たち家族にあれだけの機械を扱えるとは思えないし、看護も難しいだろう。
先生はその覚悟があるのなら延命措置を施しますよ、と言ったのだ。

父は今バタバタとリフォームの費用の借入に奔走している。
というのも借金があればその分相続税の免除になるからだ。
けれど今の世の中、金融機関は集める時はいい顔をして貸すときは渋りまくる。
それでばあちゃんに生きてもらいたいというのだ。
それに母や叔母が言うには、男は女と違って、切り替えがなかなかできないから
気持の整理がつかないんじゃないかって言った。
父は長男だし叔母も母も強くは言えず、結局判断は父に任せることになった。
父にはつらいとは思う。

静かになった家には行き場のないばあちゃんの生活用品がいたるところに転がってる。

category: ばあちゃんとの日々

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4月22日(決断)  

昨日書いた日記のせいかわからないけど、ばあちゃんは今日生死の境をさまよった。

結果から言うと、大きな脳梗塞で脳の65%が機能しなくなったのだ。

午前中はいつもどおり野菜の袋詰めを一緒にやったりしていた。
私がちょっと畑に出て姿が見えないと絶叫した。

午後、叔母とばあちゃんとで
ばあちゃんの妹の旦那さんが入院している病院へお見舞いに行った。
というのも、旦那さんは家の階段から転げ落ちて今意識がなく植物人間状態なのだ。
人工呼吸器をつけてもう一ヵ月くらい寝たきりだ。

ちょうどばあちゃんのいとこにあたるおじさんも来て皆で話をしていたらしい。
そのうちばあちゃんは口を開けて居眠りを始めた。
以前から食事の後に意識がもうろうとすることがあり、一回救急車で病院に行ったら
着いた途端に気がついてケロッとした様子で家に帰ってきたことがある。
今回もそんなんだと思った叔母は、車にばあちゃんを乗せ帰ってきた。
しかし、車から降ろそうとしても動かない。それどころか呼んでもゆすっても反応がない。
良く見ると汗がびっしょり。脈も弱い。時々痙攣みたいな動きがある。

これはおかしい、ということでその足で病院に行ったのだ。
首を支えるために私も付き添って行った。

救急処置室につくと、看護師さんたちはばあちゃんを見てにわかにバタバタし始めた。
女医さんがきて心臓マッサージまで始まり、「ご家族は外で」と。

しばらくしてなんとか持ち直し、レントゲンに心電図、採血にCT、MRIと続けざまに検査。
病棟の面談室で「大きな脳梗塞の疑い」と言われた。
大きな梗塞だと良くなるっていう見込みはほぼ無い。
そしていつ呼吸が止まってもおかしくない状況なので、
人工呼吸器の装着の判断をしてくださいと宣言されてしまった。

もともと心臓が不全で血栓が詰まりやすいリスクを抱えていたばあちゃんだから
脳梗塞はいつ起こっても不思議ではなかった。
けれどもよりによってお見舞いに行った帰りに…

叔母とベンチで待つ間、
「おじさん(ばあちゃんの妹の旦那さん)に会いに行ったのかな…」
って話した。

私がもしそんな状態になったら、人工呼吸器はつけてほしくない。
叔母もそういう風に言っていた。

帰って両親と叔母、私で相談した。
母は同じくつけたくないと。
父は、「リフォーム費用の借入申請の関係で、今亡くなっては困る」と。
本心はそんなことはしたくないと思っているはずだ。
けれどみんなで話し合った結果、
もう少し生きることはばあちゃんに残された
やらなければいけない仕事で、役割なのだと。
家族の都合で命の期間を左右するのは本当に嫌なことだ。
でもそこは切り替えて、役目を果たしてもらおう。って。

家に帰って、きょうだいにメールした。すぐみんなから電話が来た。
会話が重苦しい。

取りこんだまんまになってたばあちゃんの洗濯物をたたむ。
布団がはいだまんまになってるベッド。
ここに戻ってくることはあるんだろうか。

鴨居にかけてあるじいちゃんのしかめっ面の遺影を見上げて、泣いた。
これで良かったのかなぁ、じいちゃん?

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4月21日  

ばあちゃんと生活していると、毎日が目が回るようだ。

ここには書いてないけど様子はちょっとずつ変わってきている。
目立ってレベルが落ちたのは食事。
量が減ったというのはあるけれど、それより食べ方が。
姿勢の前傾と横の傾きが強くなり、背筋を自分では起こせなくなってきてる。
そうなると犬食いみたいになるし茶碗を持つのも無理。
食事のはじめは自分ですくって口に入れるけど、
そのうち疲れてきてしまい、人に頼る。それに食べ方がわからないともいう。
箸もスプーンもうまく使えない。こうなると介助だ。

母方のじいちゃんもそうらしいが、
高齢者はモグモグして飲み込むことを忘れちゃうらしい。
だからリスみたいに頬袋いっぱいにして詰め込むだけ。
「ゴックンして」ってそのたびに言わないと。

さらに不安がったりさみしがるのが顕著にもなっている。
すぐ目の前に家族がいないと悲鳴に近い声で叫ぶ。

先々週くらいからうちでタケノコが出始めて、販売も始めたんだけど、
買いに来るお客さんの応対してるわずかな間も待てないので困ってる。
悲鳴を聞いたお客さんがビックリするので、そのたびに
「認知症でだれかいないと不安がっちゃうんです」って説明するのだ。
リフォームで来てる業者さんなんかは、もうすっかりそれに慣れてうまく目をつぶってくれてる。こっちも最初は悪いなーと思って、なんとかばあちゃんをなだめようと苦労してたけど今はもう仕方ない、こうなったものはどうしようもない、ってあきらめられるようになった。

こないだ介護度の認定調査の更新で市の担当の女性が来た。
両親がいうにはたぶん重くなるだろう、って。

ひとりで10秒は立っていられない。
寝返りは打てないし起き上がれない。立ち上がることも無理。
食事は介助。認知症もある。

以上からおそらく介護度4じゃないかということ。

実は両親が考えたすえ、最近ユニットケア(個別対応)のホームに申し込みをしたのだ。
だけど必ず入所できるって保証はないしいつ入れるかもわからない。
ばあちゃんは難しいケースなので空きが出ても嫌がって断られる可能性だって大きい。

夏でばあちゃんは88になる。米寿だ。
隣のおばさんが言ってた。「盛大にお祝いするとよくない、その後すぐ亡くなったりする」
って言ってた。結構そういうケース耳にするからあながち冗談でもないことはわかった。
今の感じでレベルが下がっていくと、夏はどうなっているかわかりたくない。

ばあちゃんの命の灯は、ちょっとしたことで消えちゃいそうでこわいのだ。

category: ばあちゃんとの日々

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今年初小川山  

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去年秋以来の小川山ボルダリングしてきました。
4月にも関わらず、真夏並みの暖かさ。昼間は半袖。
静かな林の中でのんびりでき、家のことを少し忘れられた。

しかしながら手首の故障で2ヶ月クライミングしていない私。
相方のスポットと応援して、軽くリハビリ程度に登れたらいいかな、と思ってた。

今回とりついたのは屋根岩下ボルダーの大三角4級、皐月岩の落葉5級、不可能スラブ岩のカンテ右5級。
そのうち登れたのは落葉5級のみ。

そして今日はヒドイ筋肉痛です…
まぁ仕方ない。

category:

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薪ストーブ  

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リフォームのメインである薪ストーブが入りました。
試運転で火をいれたら、あったかいのなんの

古い木造だから隙間風たくさんでかえって空気の循環が良いらしい。
火を見てると落ち着く。
ばあちゃんに見せたら嬉しそうだった。

category: 日々のこと

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芝倉沢  

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土曜日は谷川の芝倉沢へ。

雪が少なくハイクに苦労。アイゼンでパンツ引っ掛けて穴あいた。

苦労して到着。
むっさんの案内で広大なバーンを滑れた。

下山は5時半。冒険な1日でした。

category: バックカントリー

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葉っぱに映った葉っぱの影  

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20090410141353
気持ちのよい午後です

光回線工事の立ち会いで待機中
やっとネットがつながるや

category: 日々のこと

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最近のいろいろ  

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近所の夜桜。お花見用に投光器がついてる

庭に咲いてるのは桃の花。

今日職場に元力士の寺尾が慰問に訪れた。
職員みんな緊張して写真とるどころじゃなかったや。
かっこいいおじさんだった。

category: 日々のこと

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光回線工事  

古い母屋のリフォームにあたりNTTの光の工事を1ヶ月前から予約していた。
今日その日だったのだが…

NTTは勧誘はしつこくするのになぜ工事は丸投げなのか。しかも事前に工事内容打ち合わせも無し。
古い家だし通常の工事で済むか疑問だってさんざん営業のお姉さんに言ったのに。
工事の部門はないから電話で詳しい話はできない、だって。

案の定来た業者は家の状況を見て、「今日はできません。」だと。
今日を逃すと工事の予定が詰まってて5月になるとかってお姉さん言ってた。

いい加減にしてほしい。

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