浮遊

海に浮かび雪に遊び岩にはりつく、ものづくり人間のまいにち

梅仕事にまつわるetc.  



今年も実家の梅の収穫が始まった。

毎年注文してくださるお客様からも、
梅雨入りした途端に予約が入り始める。

今日はそんな近所のお得意様のAさんのところへ、
雨だったので用ついでに梅をお届けしてきた。

そしたら、
「上がってお茶でも!」

て。イヤイヤイヤ、そんな滅相もない。
作業着の汚い格好だし。

しかしぜひとも、とおっしゃるので、お言葉に甘える。

お茶をいただきながら、リフォームされてきれいになったお宅や照明器具の話に混じり

『働き者だからいいお嫁さんになられると思いますわ!』
とお褒めいただく。

えと、うれしいのですが。。。

…その時、それまで点としてだった出来事がつながった!

*去年、息子さんが仕事に忙しくお嫁さんが見つからないとおっしゃっていたこと
*うちの母が「Aさんのご夫婦は良い方よね、アンタどう?」と冗談で言ったこと
*予約注文の内容を書いた手紙をなぜか息子さんが持ってきたこと
*「また遊びに来てくださいね!」とのお誘い

どどどどうやらお家に来て欲しいお気持ちがあるみたいだ。。

いや、確かに絶賛貰い手募集中だけどさ。笑

冷静に考えて、あんなに穏やかな方がたに、
私が普段やってることを話したら卒倒しちゃうんじゃないかしら。

うちの親が、私のことを‘旅行好き’とごまかしてるようなのが笑えるのだが。
旅行じゃなくて冒険なんだけど。笑

じつはその他にも、冗談でうちにきなよーって言われてるところがあったりする。
「まだいかないのか?!」って心配するお客さんも。

まぁまぁ、落ち着いて。
なるようになりますよ。
焦ってもダメですw

と本人がこの調子だから心配するんだってばね。^^;

category: お仕事

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週末  



写真は本文と関係なし。
カラーの芯のところに巻きついていたムカデがいたのでパチリ。

土曜日、小川山へ日帰り。

やったもの
*スパイヤー6級(アップ)
*穴社長2段(指の腱が痛くなりそうですぐやめた)
*緑の手2級(ひたすらムーヴばらし。未登)
*トリトン岩トラバース2級(核心の下がるパートが難しい、未登)
*スパイヤー5級(RP。ジャンプでなくてしっかり乗り込みで。これは嬉しい!)


緑の手をやっていたら、大柄の男性陣がいらしてセッション。
みんな後半部分の9級との合流で苦労。
あれは9級という名の4級じゃないか?

それを見ていた強い男性が、
それ、初段くらいありますよ!
って言ってた。
たしかに、YMルーフのひとつ上のグレードとは思えない。大変。
でもすごく楽しい課題です。もっと人気あってもいいのに。

帰る間際、スパイヤーの5級を会心の完登。
背の高い人は、ぴょん、って飛べばガバに届くんだけど無理なので、両足を上げて壁に張り付いて立ち込んだ。
嬉しかった!グレードじゃないなー!

日曜日。

夕方から辻堂の沖縄料理の居酒屋で鎌倉高校時代の部活同期と飲み。

みんな既婚者、子供あり。
いいんかね、私こんなんで。(笑)

結局零時までしゃべってました。
たまには違う世界を学ばないと、常識外れのイタい人になってしまうよ。
そういった意味でとても勉強になりました(^^)

category:

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5/23 越沢バットレス  

石田塾のマルチピッチリード講習をお願いしてあった木曜日。
マルチのリードをするのは初めてです。

最近週末のスケジュールがすぐに予約で埋まってしまうので、平日に。
同じくマルチのリードを勉強している方が多くて、一緒に頑張れそうです。

この日は奥多摩、越沢バットレスにて。
もちろん初めての岩場です。アルパインの練習場所として使われるところかな。

パートナーはONさん。
もう卒業間近、というかほぼ卒業という頼れる存在。
メインのルートは彼にリードしてもらい、私は簡単な1ピッチだけリード。

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オブザベーションを二人で行って、どこのラインを行くか決めます。
石田さんの方針で、トポは見ない。ラインも自由です。
グレードもわかりません。見て判断、行ってみて判断。
敗退も自分達で決めます。
石田さんは見守りと最低限のアドバイス、本当に危ないときの注意喚起くらい。

ONさんは一度来ていらっしゃるし、慣れている部分があって本当に助かりました。

リードでONさん、フォローで私と石田さん。
残置のプロテクションや終了点は使わず無視で。

ONさんの素晴らしい突破力で無事トップまで。
時間はかかったけど確実に行きました。すばらしい!

私も早くあんな風にリードしたいなぁ。頑張ろう。

懸垂を2回に切って無事終了。

午後、私は別のルートをリードして二人をビレイ、
懸垂一回で下りて終了。

ロープワーク講習である程度はシステムが頭に入っていたけれど、
実際に岩場でやると勝手が違う。
想定していないことも起きるし。

そういうときに慌てず、間違いを起こさないように落ち着いて行動することが大事だ。

ナチュラルプロテクションのマルチは自由を感じる。
アルパインクライミングの人はこうやって傾倒していくんだろうな。


ギアがずいぶん増えました。使えてナンボ。

category:

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辻堂飲み  

雨の月曜日。

いつもの海好きメンバーとの飲み会で
辻堂南口の伊勢屋へ。

お刺身ももちろんおいしかったけど、焼き鳥がボリュームあって良かった!

はせくんが彼女のご両親へ挨拶に行くというので、みんなで背中を押した(^^)

ゲストにしまちゃんのお友達のゆかりんさん(美魔女!)、
可憐な姿と打って変わって言うことがアネゴ!すてきだわー。

まっちゃんに新しい板の相談なんかもしたりして、あっという間に終電の時間。

夏は宮崎?オアフ?
計画しようね!

category: おでかけ

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病院  

脳神経外科へ行って来た。

なんでかというと、ひとつには閃輝暗点と頭痛。

もうひとつは、
先日記憶混濁?があったから。


経緯を説明すると

まず昼間に閃輝暗点があり、なんとなく頭がスッキリしない状態で夕方に。
急に頭がもやもやし出して、夢か現実かよくわからなくなり
携帯で自分のつぶやきを見て書いた覚えが無くなっているなど、
何かおかしいとわかるんだけど、どうしたらいいのかわからず
サイトで同じ記憶喪失の説明ページを何回も開いたり、
昼間のことを一生懸命思い出そうとしたり。
気づくと何時間も経っていた。

そうしているうち、だんだん視野がはっきりしてきて、
つぶやきも自分で書いたことを思い出し、
今起きていることが現実だとしっかり認識できる状態に戻った。

なんだったのだろう、と心配になった。

そして今日、寝ている状態を含め脳波を一時間くらい記録。
MRIとMRA画像の撮影も行った。


診断の結果は、

脳の血管などに詰まりはなく異常は見られない。
前頭葉の脳波にちょっと発作の波が見られる。

要は、てんかんみたいなもの。
とは言っても、子供のときによく見られるような程度のもので
(大人になると消失してしまい出てこない波ではあるそうだ)
先天性ではなく、3月に滑落して頭を縫った時の怪我の影響ではないか、とのこと。

でも一度おかしなことが見られた程度では薬を出すこともないし、
なにか手を打つことでもないと。

ただ、そういう波が出ていますよ、ということを頭に入れておいてくださいと言われた。
なにかおかしい事が起きたらまたすぐ受診してください、って。

アルコールと寝不足は良くありません、とキッパリ言われました。。。

まずは睡眠だな!
そしてクヨクヨせず前向きに生活することにしよう。

**************
(周囲の皆さんへ)
念のため、私に何かおかしな言動が見られた時は教えてください。
お願いします。

category: 日々のこと

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平日出動  

5/16日、木曜日。

週末土曜日は脳波検査で野外活動は出来ないので、
天候はあまりよくない予報ではありましたが急遽小川山へ行きました。

のんびり目に出発。
お昼前に到着。

まずは石の魂。
最初の一登目の感触が良かった。
でも次第に持てなくなる。
みんながやってる右手の持ち方、私には合わないみたい。指をバラして使うの下手。

試しにカチ持ちしてみたらこっちのが楽。
この課題、指の腱の調子と指力が好調な時まで封印しよう。

指皮減らしたので深追いせず止め、隣の二級。
登れたぁヽ(^0^)ノでも、ライン微妙かな?
前回団体さんがやってたラインで登りました。
アヨロのたていたフェースみたいなムーブだった。さいごは飛び気味。

移動して、ウイスキーボトル。
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トラバース二級のトゥフックを再トライするも、やはり苦手。やめる。
その上を右上する三級をやってみようと思い立ち取り付いてみた。
弱点をわかりやすく登る五級は登られているようだけど、これはあまりかな?
マットはひいたけど下に大きな石があり足元は寝てる壁。
真っ直ぐ上がる課題でないので、クライムダウンするとその下にはマットは無い。
難しくなかったけど、高いところまで行ってやめた。

マット2枚とスポットが居るときにやりたい。

クジラ岩へ。
うるさい団体が場所を移動したのでしずか。

初めて穴社長を触った!
やってる人いないから気兼ねなく。
いきなり一手目取れて気をよくしたら、猫パンチの洗礼(笑)
悪いイメージが染み付かないように、やめる。

レフトスパイヤー。一級。
穴へなかなか命中しない。

シェル岩へ。二級。
ハンドジャムを逆手でバチギキさせるも、
穴にわずかに届かない。
試しに順手できかせてやってみると届いた。
でも、下からやると順手でさすのは不可能だよなぁ。

と、ここでショックな物を見つけてしまった。
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タバコ。。。

腹立ったわ!

ひろって持ち帰りました。

最後はトリトンの岩でトラバース二級を。
核心部で保持出来なくなるほど疲れて、
雨もパラついてきたのでおわり。

川上村のお風呂へ入って、山梨で土砂降りに会いながら帰りました。

ちょっと残念なこともあったけど、楽しい1日でした(^^)

category:

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生きづらさ  

繊細すぎて生きづらい「HSP」という遺伝特性

という記事を読む機会があった。

テストがあって、自分は85点だった。高いらしい。

自分は「繊細」とか「神経質」という性質ではないと思っていた。
少なくとも神経質ではないんじゃないかな。大雑把なところあるし。

でも、過度に敏感すぎる、というところは大いにある。
周囲に対し気にしすぎなのだ。すぐに動揺してしまう。
そして、自尊心が低い。自信がない。

最近ようやく少し自分に自信を持てるようにはなってきたけど、
胸を張って『自分大好き!』とか絶対に言えない。

しかも、自信を持ち始めると、
別の自分が『アンタそんなに大した奴じゃないじゃん』って足を引っ張る。
自信を持つことを許さない自分が居る。

そうやって、勝手に自分の中で葛藤して自爆する。

周りから見れば、何でそんなことで?と意味不明に思われるだろう。


そう、昔から、常に生きづらさを感じていた。

環境や家族に恵まれ、何かに不自由しているわけではけしてない。
むしろ十分幸せなはずなのに。

そんなくすぶった思いは、自然界に向かうことで昇華されつつある。

自由に波を選び、好きに乗り、
新雪に埋もれ、
岩と対話する。

そのままの自分で許されるから。いいんだよ、って言ってくれるから。

だから今日も自然へ向かう。

category: 未分類

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5/12 辻堂  

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サイズアップが予想された日曜日。

波のある週末ということで、混雑するだろうなと思いましたが
やはりどこもヒト、ヒト、人。

その中でも少しマシなブレイクポイントで入りました。

時間は9時過ぎから11時半。
風は最初はオフでしたが、10時半すぎくらいかな?南東に振れはじめました。

サイズは腹胸くらいのアベレージ。セットの大きいので肩。

アウトはトロ厚め、真ん中で消えがちになって
インよりで掘れる。

一本、運よく形良く続くレフトの波に乗せてもらえて、
インサイドセクションで掘れ気味になったとき、しゃがんでレール持ったり。

たいして上手くないけど、自分なりに動けてとても楽しかったなぁ。

短い板が欲しくなってきた^^

category: 波乗り

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5/11 ロープワーク講習  

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石田登山塾の、雨の日振り替えのロープワーク講習に参加してきました。

これで4回目?

石田さんの考えで、
完全残置無視のマルチピッチのリードを確実に出来ることが最終目標とされ、
私は冬前にその前段階であるクラック講習を卒業しました。

この夏はマルチのリード講習を月1くらいで受けたいのです。
おそらく卒業までに5回はかかるのではないかと思っています。

この日の参加者は3人。
何回か一緒に講習を受けて、先日小川山でもお会いしたNMさん。
初対面でしたが、気さくで明るくとても話しやすいWNさん。

オープンから夜の8時までみっちり学びました。
間にクラックのムーブ講習も挟むので、もりだくさん。

頭がパンパンで酸素不足になりそうでした(笑
とにかく反復練習をさせてもらえるので、手で覚える部分も大きく
根気よく見ていてくださる石田さんには頭が下がります。

参加者のおふたり、石田さん、ありがとうございました。
有意義な講習でした。

*************
内容のメモ

・終了点作業復習
①結びかえでリングがあるとき
②スリングのみ

・ロープまとめ方復習と洗練

・セカンドのビレイからロワーダウンへの切り替え
*要復習!

・クラック講習

・仮固定いろいろ
①ATCで懸垂中
②半マストでの場合
③半マストで懸垂中の場合

category: クライミングジム

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5/6 松川ボルダー・四角岩  

楽しかった連休もこの日で最後。

2日のリベンジでひとり四角岩へ。
みんなはゲレンデに滑りに行きました。

陽があたり、暑い!
シューズのゴムがダレてしまうので何回か登って、マットの上でチャージ。
いやー、誰も来ないし川の音とポカポカ陽気で、幸せです。

壁が日陰になるのを待ち、トライ。
三角ポッケ、取れるようになったよ!
フットホールドをよく見て、置く場所を数センチずらしました。
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右足と左手で頑張って伸びると取れることがわかりました。左足は壁に当ててるだけ。
この高さで、その瞬間がしびれる!


最高到達点。
もうちょっと!
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最終的に決まったムーブ。

左手はポッケのすぐ下のカチ、
後で見つけた、右足(フットジャム)より高い位置にある小さな足に左足を乗せ、
気合でえいっ、とリップへ。(の予定)

しかしながらこの高さから落ちるのはかなりの衝撃。
あまり数は撃てません。
出来るだけクライムダウンするものの、落下時間の長いこと長いこと。

雨が降ってきて完登ならずでしたが
いやー、経験値あがりました。
楽しかった!


午後みんなと合流して、宿でお風呂とお土産までいただいて、帰路へ。
なんと一回も仮眠せず帰宅できました。

充実したお休みでした。
遊んでくださったみなさま、ありがとうございました!

category:

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5/5 ハクノリ  

こどもの日。

お天気は朝から快晴。春らしいツアーになりそう。
エミさんも一緒なので、気持ちよい斜面をたくさん滑れるといいね。

ということで栂池へ。

ハクノリを目指します。
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アリみたいにたくさん人が群がる白馬乗鞍の斜面。
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おや、一番向こうに変な人がいますよ。いぬ?
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無事ドロップ地点へ。
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ヘリツアーの傍若無人な団体に邪魔されながらも、皆ナイスラン。
そして二本目。登りはきつかった!
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3日間の登りで疲労が溜まった脚には自然園に下りるにもプルプルでございました。

ヒュッテで男衆はビール。春ですなぁ。
滑った斜面を見ながら、最高じゃぁありませんか。
エミさんも喜んでくれて。よかった♪

宿に戻り、無事二号雪渓を滑り終えた晴れあめさんとタッカーさん、エミさんは
岩手まで長い帰路へ。
本当におつかれさまでした。お気をつけて!

夕暮れ。
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最後の晩は、あらやしきのおかあさんのカツカレー!!
美味しくておいしくて。
みんなおかわりしてました。

おなかさすりながら部屋で一杯。
満腹だとお酒は入らないものですね。

そしてまた下衆な奴らと下衆な話をするはめに(笑)

TV見て壇密さんから会話の飛び道具を授かりました。
何時使うかなっw

明日はいよいよ最後の日。滑らずボルダーします。
おやすみなさい。

category: バックカントリー

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5/4 大雪渓敗退  

この日は写真がありません。

なぜかというと、飲みすぎて調子がイマイチだったことと
天候の変化により必死だったためです。

反省の一日でした。。。

***********

前日の3日、岩手から晴れあめさんとご友人おふたりがいらして大雪渓を行くも
強風で山荘に上がれず下山されていました。

計画では、3日に山荘に上がって4日に白馬沢滑走、
私とタイミング合わせて一緒に大雪渓を上がり一泊。
5日に二号雪渓を滑って下山、ということにしていました。

計画を変更し、4日に再び大雪渓アタック、5日に二号雪渓ということに。

しかし、白馬鑓温泉から下りてきてあらやしきで飲んだくれた結果、寝坊。
朝の頭痛と気持ち悪さと言ったら。

晴れあめさんとタッカーさん、エミさんは早くに出発も
自分は起きても準備が進まず。
2時間ちかく遅れて後追いする。
午後からは天候が下り坂予報だったので、なるべくはやく出るべきだったのに。

王国のみんなは長走沢へ。

猿倉台地の下で、『じゅんこさんですか?』と下りてきたスノーボーダーさんに話しかけられる。
んん?あれ?エミさん!

昨日の大雪渓アタックで疲れが残っていて
途中で二人と別れひとり下山してきたとのこと。

よかった、ここでお会いできて。


では頑張って追いつかなければ。と気が急く。

ところが、お酒の残る体はなかなか言うことを聞かず歩みはゆっくり。。
ひとりは自由に休憩できるのでいいんですが、休みすぎました。

途中、長走沢のみんなから無線が入る。
これがどんなに救いになったことか。
ひとりじゃないんだ、って思えた。

大雪渓では、4月末に起きた雪崩で行方不明の方がふたり、まだ埋まったまま。
小規模で捜索が続けられていました。
近くを通る際、心の中で手を合わせる。早く見つかりますように。

正午を過ぎ、標高を少しずつ上げ急登へ。
そのときはまだ陽も差し雪は柔らかくザクザクでした。

そのうち王国のみんなは滑走開始との無線。
あー、彼らが帰ったらほんとに一人だな、と心細くなりました。
その時私はスキーアイゼンつけてヘルメットを装着し葱平を目指していました。

そうこうするうち、空からパラパラと細かい雪が落ちてきました。
同時に濃いガスが下りて、あっという間に麓も見えなくなりました。
周りには人っ子一人居ません。
やがて気温がぐっと下がってきてホワイトアウトとなり、
雪粒が顔を叩くほどの強風になりました。

さっきまで柔らかかった雪はあっという間に硬くなり
上にはどんどん積雪が始まる。
そしてシールがきかなくなり横にズレ始め、立ち往生。
もう完全にアイゼンに履きかえるタイミングを逃しました。

急に怖くなり、足が動かなくなってしまいました。
力が入った足元が滑り、しりもちをついた、、、

滑落開始でした。

頭を縫った時の滑落シーンが繰り返されました。
あの時と違ったのは、上に降ったばかりの雪が乗っていたこと、
足に板がついたままだったこと、ヘルメットをしていたこと。
そのおかげで滑落スピードは遅く、落ち着いて自分の状況を観察する余裕すらありました。

幸い20mほど滑ったところで停止することが出来、板もそのまま。
壊れたり無くなった物もない。よかった。

妙に体が熱い。

もうこうなったら上なんて見ず下山に向かって一直線。
枝が突き出ているあたりへどうにか移動して、晴れあめさんにメール。
強風に耐えながらシールをはがし、やっとのことで滑走準備を整える。
よく見たらゴーグルの内側のレンズにヒビが入っていました。

滑りおりて行って驚きました。

さっきまでツボ足の穴だらけだった斜面は新雪で埋まって平らになり
その表面はカリカリ。

二号雪渓のデブリとの合流点まで来ると雪は次第に柔らかくなっていました。
白馬尻まで来れば捜索作業されてる方もいて、一安心。

上を振り返ると、真っ白で見えません。
晴れあめさんとタッカーさんは大丈夫だろうか。。。

猿倉の駐車場に到着し、安心したのか急に喉が渇いてきました。
ボトルの飲み物を全部がぶ飲み。

その時、前の車のスキーヤーの男性がブンリンのクランポンを見て話しかけてきました。
話を続けていると、ACTの方でした。
この日も例の雪崩事故の捜索に協力されていたそう。
なんと、不明者のブーツがついたままの板が見つかっているとか。
残念なことにビーコンは着けていなかったとのこと。
明日救助犬がやってくるということで期待していらっしゃいました。

本当にお疲れ様です、いつも気象情報ありがとうございます、
と言って別れました。

まだ震えの残る体で運転し、みんなのいるあらやしきへ到着。
実はホッとして泣きそうでした。

しばらくして晴れあめさんから電話が。
私が猿倉に下山していたころ、山荘に着いたとのことです。
やはり上でホワイトアウト、GPS使ってどうにかたどり着いたとおっしゃっていました。
私が下山したのは正解ですよ、とも。

申し訳なさでいっぱいでした。

**************

夜はエミさんと一緒にきっちょんへ。
楽しい宴会は今日も続く。
自分は気持ち的にも身体的にも、お酒が入っていきませんでした。

こうして楽しく飲んでいるけど、もしかしたら私も捜索される側になっていたかもしれない。
まったくもって、甘かった。油断していた。


自然に対して漫然とした態度で接してはいけない。
甘く見てはいけない。過信してはいけない。

category: バックカントリー

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5/3 大出原・白馬鑓温泉  

5/3。金曜日。連休初日です。
さて、白馬鑓中央ルンゼと温泉へ。

53さんと猿倉にて待ち合わせ、7時に出発。空はどんより。
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でも。小日向のコルへ着くころはこんな青空。
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小蓮華方面もガスがとれて見えてきた。
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順調にハイク、いったん湯の入沢へ滑りおりてから温泉へ向かう。
いつもの場所にデブリ。雪は思ったよりきれい。
前日に少し降ったからでしょう。
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白馬鑓を下から見上げる。
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温泉に着きました。まだ入りませんよ。
雪が多く、壁が近い。
帰りが楽しみ。
おひとり足湯なさっていました。
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温泉の左から巻き、急登が続きます。
雪は、なんと新雪。薄いですが、締まったパウダーです。
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しかし。。。大出原が見えてきてからは稜線の向こうから常に雲が。
次から次へ湧き出てきて、一向に取れる気配がありません。
時折突風が吹き、表面が硬くなってきて新雪の剥がされた雪面はモナカ状。
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これでは視界もないし、急なルンゼを滑るのは楽しくない。
ということで稜線までもう少しでしたがドロップ。
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少し下りると雲から薄日が差し、幻想的な風景の中の滑走。
雪は溜まってきている。
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信じてもらえませんでしたが、このあたりは見てのとおりパウダーでしたよ。
気温も登りの時より下がったのか、解け始めたと思った新雪は生きていました。
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私は右側のトラック。
この時期にうっかりパウダー、ラッキー。
こんな気持ちもあってすごく気持ちのよいランでした。
ただ、温泉の標高までの斜面限定、でしたが。
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そして、待ちに待った温泉!
水着とビールをデポしておいたので、急いで着替えて湯船に飛び込む。
(波乗り人は外で着替えるのには慣れっこです)
てか、熱い!熱湯コマーシャル状態。
53さんや山屋のおじさんがたくさん雪を入れてくださって、次第に肩まで浸かれるように。
念願の肩まで鑓温泉!感動。。。。
ビールで乾杯して、のんびり温まってからさあ、帰りましょう。

そこから下はフィルムクラスト。
若干硬くなり始めていました、ゆっくりしすぎたかな。
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最後に登り返しをこなし、猿倉へ無事下山。
いい1日でした。お疲れ様でした!




下山後、例によってあらやしきで大宴会。
一升瓶4本?空いてました。
私は撃沈。ぱたっとダウンしたらしいです。。。。
下衆野郎ども(笑)に質問攻めにあい、自らグラスを空け、
いつ布団をかけられたのか覚えていません。。。おいおい
これでは早起きなんて無理に決まってます(T-T)

晴れあめさんすいませんでした。








*******************
ここで大サービス
貴重な自分の水着バックショット。笑
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category: バックカントリー

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5/2 午後から白馬へ・松川ボルダー  

ようやく連休の日記です。

お休みに入る直前の木曜日、早く起きて仕事を済ませ、
午前10時に白馬へ出発。

この日は渋滞を避け早めに白馬入りして、松川でボルダーしようと思ったのです。

お天気はあんまりいい予報ではなく、寒い。
松川に着いたのは15時半くらい。
ヒザまで濡らし中州へ渉る。

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これが四角岩です。高さは5メートル超。
真ん中に走るクラックを使う課題がある(クラック2級)。
ジャムできる箇所はピンポイントしかありませんが。

やりたいと思っていた課題。迫力あるし、きれいな垂壁。
ただ、ソロなのでスポットを期待出来ず落ちる際には細心の注意は払わねば。


17時半くらいまでムーブの組み立て。
最初はスタート手順に手間取りなかなか高度が上がらず。
第一関節まで入るフィンガージャムで体の向きを変えることに成功、
それで次の手を飛ばす。だいぶ疲れました。。。

リップの50センチほど下に見える三角の穴まで行きたかったのですが、
そこへ手を伸ばすためのフットホールドの方向が悪く
怖いし上手く乗り込めないしで、結局一度も取れず。

そのうち冷たい雨が降ってきて、おしまい。

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次の日は白馬鑓温泉と中央ルンゼアタックですが、
寒気が入っているため硬そう。
柔軟に予定を変更することにして、ひとりあらやしきにてぐっすり。

おやすみなさい。

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4/29 小川山  

二日目の小川山。

昨晩は野辺山の某所で車泊。冷えてましたね。

連休なのに、さほど混雑していない駐車場。
石の魂をやるにあたり、マットが一枚だと高さが足りなくて難しいので、
分岐岩の広いところでマットひいてストレッチしていました。


……

誰も来ない。

のーんびりしてたらお昼前になっていました。
暖かくて気持ちいい。
登るには少し暑すぎるかな?くらい。

いつまでもそうしてるわけにいかないので、
スタートの下に地面に木やら石やらをひいてかさ上げ、平らにして、
お風呂マットの上にクラッシュパッド。にしました。

おお。届くではないか。

さて、調子は。

んー、やはり二日連続は指の同じ箇所やら同じ筋肉が痛んでるのかな。
なんとなく疲れが残っている。

そのうちクライマーさんがたくさんやってきて賑やかに。
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結局、一回ポッケまで数センチのところまで手が伸びたけど、
それまででした。
石の魂、よく考えてみると、カチ持ちというより、
自分が苦手なガストンとピンチに近いのよね。
指が強くてもそれらは結局引き付けや肩の力が必要だし。

気長に頑張ろう。秋までには登る!
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