浮遊

海に浮かび雪に遊び岩にはりつく、ものづくり人間のまいにち

卒業  

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11/28木曜日、
二子山中央稜にて石田塾マルチピッチリード講習を卒業しました!
石田塾ブログの記事

詳細はまた後日アップしたいと思います。

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11/22-24 立山初滑り  

数年ぶりに秋の立山へ滑りに行きました。
メンバーは、53さん、アツくん、ホタカさん、私の4人。

前日までの雪の観察情報、天候などから、雪崩への十分な注意が必要とされる状況。
週末にあわせ晴天の予報。たくさんの滑り手が集うだろう。

自分と仲間も、安全に行きましょうと方向性を改めて確認しあう。

土曜日は駐車場の確保と交通機関の席取りの熾烈な争いが予想されるため、前日金曜日入り。
天気も悪いので午後からゆっくり室堂まで上がることに。
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交通機関のひとつ、急勾配のケーブルカー。先頭でその斜度を楽しむ。

宿のみくりが池山荘へは16時半ごろ到着。
お風呂、食事をすませ軽く飲んでおやすみなさい。

************

11/23、朝。

この日あんな大きな事故が起こるとは思えないくらい澄んだ冷たい空気と美しく高い空。。
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室堂山荘と一の越方面

まだ朝一の扇沢からの登山客が上がる前、静かな雪原をハイク開始。
目指すは通称パイプ沢と呼ばれる、山崎カールのずっと下部の斜度の比較的緩やかな斜面。
雪の安定性に不安があるので斜度のきつい狭い沢や、
ノール状の場所からエントリーするようなことは避けるため。
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陽がまだ当たらなく、とても寒いが風は無い。

早くからの行動の甲斐あって、まだトラックのないまっさらな雪面にシュプールを刻む。
みなテンションが上がる。軽くてさらさらとした雪。気持ちがいい。

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そのうち、メインの雷鳥沢の沢底を避けてボーダーが気持ち良さそうに滑るのが見えた。
私達は相談の結果、雷鳥沢のクライマーズレフトの尾根を登山道沿いにハイクし
剣御前小屋からさらに剣御前へのびる稜線沿いに歩き、
そこから様子を見ながら剣沢に向かって滑り込む斜面を選ぶことに。
今朝到着の滑り手が時間的に来ないだろうと考えてのこと。

南西向きの雷鳥沢は陽が当たってハイクが暑い。
時間は11時くらい、ゴゴゴ、という音がしてビクッとした。
音の方向の真砂岳を見る。

あっ、と思わず息をのむ。

真砂岳のピークへ延びる稜線から落ちている北向きのいくつかの沢から、伝播して雪崩が起きている。
あれよあれよという間に、雪は大きな滝のようにぶつかって合流しボトムの平らな場所まで到達。
もわーっと後から雪煙が高く上がる。

途中「にげろー!」と声がした気がしたのだが巻き込まれた人がいるのかどうか?
おそらく規模はサイズ2.5くらい?(実際はサイズ3、巻き込まれも含め犠牲者は7名)
あんなのに飲まれたら、おそらく生きていないと思うぐらい恐ろしい光景。
スッパリと切れ落ちた破断面が遠目からでも見える。(写真は53さんから)
稜線を登っていたと見える人が確認できるが、身長から考えるとかなり深い。
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おそらくこの写真に写っている人の話が載っているニュース。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/131125/dst13112510450003-n1.htm

この時点で、身が縮まるような思いがした。これから行く斜面は大丈夫だろうか?
雪崩の起きたあのような地形は明らかに危険だ。
自分達の行動マネジメントをしっかりしなければなるまい。

剣沢を見下ろす斜面へ出る。
地形と斜度を考え、そして人が入ってある程度かき回されているところを選択。
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素晴らしい雪だった。
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このあと登り返して2本目、私は滑り始めに板が1本外れ、流れた。
血の気が引いた。
この深い雪で片足ターンなんて出来る自信がない。

幸いなことに、板はすぐ下の岩にあたってその勢いで雪に刺さって止まっていた。
それでも数十メートルはある距離を、埋まりすぎないよう岩の出ているバンド帯を選んで
片方の板を背負って慎重にクライムダウンする。
しかし、岩が出ているということは積雪が浅く雪の中の温度勾配が急だということ。
弱層が出来ていてもおかしくない。仲間に見守られるなか、
やっとのことで53さんがわかりやすく刺してもらっていたスキーを履き、
無事滑走してミーティングポイントまで。

外れた原因は、TLTのビンディングの凍りつき。
陽が当たる雷鳥沢でのハイクの際、暖まって融けた雪が悪さをしたのだ。
スキーをつける際、はまる音が変だったりやロックが上がりにくいとこういうことが起こる。
命に関わるのだから、自分の身は自分で守らないと。

冷えて来る前にサンクラストし始めた雷鳥沢を滑り降り、ボトムで一息。
振り返ると、さっき近くを通った沢が真砂岳ほどではないが雪崩れている。
斜度が急な箇所には破断面が見える。
ゲレンデ状態で安全だと思えた沢も、やはりここはアルパインエリア、雪崩の可能性はどこにでもあるのだ。

改めて自分たちの行動はどうだったか、考えてみる。
甘く見ていたりすることはなかったか。
振り返って次に生かすことが大切だ。無事に帰るためにも。

**************

11/24、富山県警や山岳警備隊の方から、雷鳥沢方面の滑走の自粛呼びかけ。


イマイチな空模様の中、限られる中から鬼岳や龍王岳を滑ろうと一の越方面へ。

しかしどんどんガスが濃くなり、一の越へ着くころには滑るどころではなくなる。。

そのとき、後ろから登ってきた二人組の男性の一人が、
「山崎カールへ行こうと思って」
「会う人会う人にそう言ったら皆にやめろと言われたんですがね」と自信たっぷり。
とまるでそんなのは関係ないと言わんばかり。

私も心の中で「この状況、昨日の今日でよくそんなことが言えるな」と思った。
そっち方面の自粛呼びかけがあり山崎カールのそばも昨日は雪崩れているのに、だ。

自己責任とは、自分のやろうとしていることがどういうことなのか
しっかりと自分自身が把握しているということだと思う。
この場合、はたして何かあったときに彼らはどうするのかな。

自分達は視界が少しでも晴れるのを待っていたけど、いっこうに気配がないので
来た道を引き返し、ターミナルのカフェでケーキセットなどを。
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この大きなシフォンケーキとコーヒーのセットで千円。お昼いらない^^;

10時半に予定を早めて下山を決める。
本当はもう一泊してみくりが池山荘の小屋閉め宴会に参加するところだったのだが。

午後から晴れて十分滑れそうだったけど、片付けてパッキングしてしまったので帰路へ。

タンボ平はまだ藪が多いが、春はここを滑って帰れるのだから、積雪量はすごいもんだ。
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乗り物を乗り継ぎ、大量の車が駐車する扇沢へ。
緊張もほぐれる。

53さんと別れ、アツくんとホタカさんとで白馬へ。
ラッピーとフルマークスに行ってお買い物などを。

その後自分だけ倉下の湯へ入ってのんびり帰宅。

**************

大きな事故があり、様々なことを考え、色んな人に心配をかけた立山初滑り。
自分のしていることの危険を改めて感じ、どうしていくかを思いめぐらせた週末でした。

category: バックカントリー

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立山に来ています  



大きな雪崩を目撃しました。
死亡者が出たということで、気を引き締めています。

私は無事帰還しています。
心配してくださった方、ありがとうございました。

月曜日に帰ります。

category: バックカントリー

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11/17 湯河原  

横浜でさんざん飲んだわりには、気分の良い朝。
とはいえ少しだるくて遠出する気にはなれないけど、天気が良いのでどこかいこう。

近い湯河原へ。

渋滞含めて1時間と少しで到着。時間は13時。
上の駐車場は当然空いていないので、下のトイレがある場所へ停め、テクテク歩いて桜岩へ。

ハイカーがいっぱい。イベントかな?

ルートの壁にはクライマーの人影がちらちら見える。

桜岩まで来れば、散歩しに来る人くらいで静かなもの。
クライマーが3人いらした。

ん?
あれ??
近くへ行って確認。

なーんだ、ホームジム攀の常連のO崎さんとIGちゃんじゃん。
ふたりも「あれ???」って感じでしたw

桜岩は4年ぶりくらい?
広々としたところにあり、ハードすぎずちょうど体をほぐすくらいで適当だと思って。
両先端にある2級、まだ登ってないし。

適当にアップして、「ノーズ(SD)」2級をやってみる。
ラインがよくわからないので、考えられる2通りとも登った。
ムーブがこれぞボルダーといった感じでとっても楽しい!
どちらとも一手目から二手目が程よく苦労した。
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ふたりがやってたトポにない1級を触らせてもらったり、
「ノース」2級をやってデッドが届かなかったり。
最後はひとりになって悪い4級を登り、撤収。

すでに駐車場の車はまばら。

おや?

見たことある車が2台停まってるよ。
ナンバーを確認、ありゃ、やっぱりそーだ!w
ONさんとHYさんじゃないの!

もう暗いのに、まだ下りてこないのかなぁ。
いったん車を取りに行って、上に停め直す。そうこうしてるうちに雨が。

上からヘッドランプの灯りが急いで下りてくるのが見える。
トイレの前で二人を確認、びっくりされた(笑)
STさんも一緒だった。石田さんも講習だとかで、ご飯を一緒に食べることになった^^

小田原まで出ることにしたのはいいものの、道が混んでいて随分時間がかかっちゃいました。
ロイヤルホストでは、いつものようにHYさんの「そっとテンション」ネタなどで盛り上がる。

散々歓談して、解散。お疲れ様でした!

近くていいな、湯河原。

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11/16 城ヶ崎ファミリーから日の出町  

ジムで顔を合わせていたハシモトさんから、城ヶ崎のお誘いをいただいた。
ハシモトさんは知り合いからクラックを頑張りたい女性の指導を頼まれたそうで、
一緒にどうですか、とのことだった。

ありがたいお話です!行きます!

と、なりファミリーに行くことになった^^

往きはピックアップしていただいて、車で。
ハシモトさんは次の日に城山へ行って「ケレンジ」13aのRPを狙うとのこと!

自分はこの日横浜の日の出町でスキー仲間のミーティング(要は飲み会w)なので
マザークラックのRPだけでもできればラッキーかな、と思っていた。
早めに上がって、電車で直接行くのだ。

伊豆高原駅で、もうひとりの女性イソさんと合流。
若くてとっても元気な方です。

私達は一番乗りでしたが、そのうち講習会の方々がいらして、あっという間にロープがたくさん垂れる。
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ホシナさんスクールで構築していたアンクルクラックの終了点。
かつてボルトのあった場所にナッツを引っ掛けて使っている。おおー。なるほど。
これなら落石を起こしそうな上部を登らなくて済むね。
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ベビークラックとシスタークラックでアップをしてから、いよいよマザークラック10cへ。
色々前情報でムーブが怖そうだったので先にハシモトさんが登ってみてくださる。
おかげでプロテクション情報と、気を遣うべき点がわかり不安が減った^^

一便目の写真。核心に入る前。
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この後、何回もトライ&エラーでムーブを起こす。
クラックの終わりにきめたエイリアンの青でテンションするのは結構怖かった。。よく止まったなぁと。
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最終的にボルダームーブで解決。
次で決めることが出来そうだったので、レストする。

十分休ませていただいて、再度トライ。
ギアラックは持たずにハーネスに必要なだけのカムをぶら下げて行く。
核心は足を切って懸垂状態になりヒールをかけて手を返しマントル、というまさにボルダー。。
勢い勝負だったので無事登れてホッとした。

イソさんはアンクルクラックを。
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始めて半年の彼女、センスがあるし何よりモチベーションが素晴らしい。
知り合いを作るためにジムで積極的に話しかけたりして、努力している。
私には人見知り気味が原因でなかなかできないこと。
自分でそういうところが必要なのだと思っていたので、まぶしく見えた。

15時になり、撤収。

駅でハシモトさんと別れ、イソさんと楽しくおしゃべりしながら横浜まで。

日の出町の細い路地にあるとってもいい感じの居酒屋では、
すでに王国の皆さんが出来上がっていらっしゃる^^;
はるばる仙台からおがっちさんよっちさんが!

牡蠣鍋とあんこう鍋、すごいボリューム。
ここのお店、素朴だったけど食べ物は美味しかったなぁ!
YSNさんのお誕生日祝いもして、盛り上がりましたね。

場違いな重いザックを見て、白馬錦一升瓶が出てくるのか?と言うのはやめてください。
さらにザックの雨蓋に厚焼き玉子を流しこまれそうになったぞ!(怒)

移動して二次会。
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例によって熱燗で^^

乗り過ごしませんでしたよ!!
皆さん今シーズンもよろしくどうぞ。

盛りだくさんの1日でございました。

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小川山ファイナル  

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これが最後、と単独で寒気の覆った小川山へ。

朝起きた時点で予報最高気温が2度。
早く行っても寒すぎるだろう、と少し遅めの出発。
防寒対策は万全だ。

往きの中央道で事故、渋滞で30分ロス。幸先が悪いなぁ。
やっと11時ごろ到着、トイレに走ったら、霜が融けたぬかるみで滑って手袋が泥だらけ。
なんだか泣きそう。

ここまでついてなかったら、石の魂はダメか、逆に登れるか?
神様、登らせてください。

空は雲が多く、そこから落とされる軽い雪がふわふわと落ちてくる。
積もるほどの降りではない。

日陰には融けずに残る雪。(分岐岩へ行くカモシカ遊歩道を振り返る)
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サクサクとした雪の感触と、クッションとなっている落ち葉の柔らかさが心地良い。

石の魂には、珍しく先客が。
でも、午前中から居たとのことで自分がアップした後に移動された。
シーンと静まり返る岩場。木にわずかに残る乾いた枯葉が風に吹かれこすれる音がするのみ。

風が通るこの場所はひときわ寒い。

時折雲間から日差しが刺す時間だけがホッとする。雪が光って落ちてくる様子が美しい。
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トライは寒さとの戦い。
手が冷えていると感覚が途中でなくなって不意落ちしてしまうからだ。
素足で履く冷たいシューズの中の足も、十分暖めてから出ないと踏めている感覚が鈍くなる。

寒冷地対応の温度の高い使い捨てカイロをフル活用して、
ダウンのレッグウォーマー、ダウンシューズ、ブランケットにマフラー、帽子、手袋で暖をとる。
トライはかなり数を抑えて集中する。
三回目、ポケットにかかった。足も、踏みかえた。でも、力が最後までみなぎって来なかった。

これはたぶん、お腹の調子が悪いせいだと思った。

そこで、山専ボトルに入れた温かいスポーツドリンクを多めに飲みチョコレート、アミノ酸を摂る。
歌をひとりで口ずさんだりしてしばしチャージ。
誰もいないから気にしない。

気温はおそらく常に零度あるかないかであったと思う。
でも、かえって神聖な気持ちになれた。

なんとなくお腹に力を感じて、登ることを決心。

シューズのつま先に突っ込んでおいたカイロを取り出し、足になじませ、ダウンジャケットを脱ぐ。

マットに乗り深呼吸。
最初、力みすぎてスリップ。
気を取り直してもう一回トライ。

右手の持ち方は上手くいった、でもギリギリ。こらえつつ足を置きなおし、小さな突起へ親指を乗せる。
左足も置く方向を確かめながら、張るように親指で押す。

ポッケだけを見る。右手はまだ大丈夫。
腰を入れて、スタティックにそっと手をのばす。

取れた!

握りなおす余裕もある。
右手を持ち替えて、足の踏みかえの順番も想定したとおりに落ち着いて。
あ、いける。と思った。

リップが手の中にあった。

シアワセを感じるくらいのガバ。マッチして手を返しマントル。

登った。間違いなく。


その瞬間、ここでは書かないけれど最近の色んな辛いことが、すべて昇華していくような気がした。
自分の力のみで、この困難を克服したんだ。
うれしくて顔を覆って泣いた。ひどい顔をしていたと思う。誰もいなくて良かった。

クライミングの素晴らしさは、まるで人生。
この日のことは忘れないと思う。

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11/11 辻堂   

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月曜日の朝。
風は弱く気温も思ったほど寒くない。

海の水は温かく、冬が近いとはいえまだ大丈夫だなとか思った。

サイズは腹~胸くらい。大きいのは私の肩くらいあったかも。
良い波でした。

ファンボード、ようやく使ってあげられたなっていうライディングが1本だけできた^^

動かせる板ってなんて楽しいんでしょう。

category: 波乗り

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11/9 小川山  

いつものようにソロの場合は写真をすっかり忘れる。
なので今回も文字のみです。

今期はクラックに軸をおいてのクライミングだったので、ボルダーは合間合間だった。
やりたい課題はいくつかに絞ってあるのだけど、それがどうも自分の苦手系のもののようだ^^;

なぜに苦手なものをやるのだろう?
と思いながらも登れた時のことを考えると、挑戦したくなる。

小川山・石の魂1級はまさにそれ。

自分は1級のテストピース・「エイハブ船長」は3年前?にそこまで苦労せずに登れた。
そして同じ日に裏側の「グロバッツ・スラブ」初段を登ったのだった。

それに比べると、石の魂は数年前から少しづつ触っているのにちっとも進まない。
理由は、持ち方。

私はカチ持ちなら得意と言えるのだが、ガストンやピンチは力が入りにくい。
特にピンチは薬指と小指がうまく使えずになかなか保持ができない。
まぁ、ほかにもスローパーも苦手なんだけど^^;
(要はカチ以外ダメなんじゃ。。。)

核心であるポケットに左手を飛ばす時、はがされないように右手をしっかり保持しなければいけない。
それが持ち方がダメだと、ポケットに届かなかったり一か八かの危ういデッドしかできなかったりする。

右手の持ち方は、ただのピンチではないのが困ったところ。
人によってはスプレー持ちとか、宇宙人持ちとか言う。要はガチャ持ち。

スプレー持ちとは、人差し指が離れていて中指から小指までくっついているもの。
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宇宙人持ちとは、人差し指と中指・薬指と小指がそれぞれくっついているもの。
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ガチャ持ちとはそれらのガチャガチャした持ち方の総称。(だと思っている)

親指は押さえる凹みがあって、そこは決まっているんだけどそれ以外は人によって持ち方が違う。
しかも私にとってギリギリのグレードなものだから、毎回同じ持ち方が出来ない。
そういうホールドなのです。

私はスプレー持ちに近いサイド気味のピンチ(?)
しかも中指以降の三本はしっかりと重ねるくらいくっつけて、
指同士のフリクションを効かせて持たないとダメなことがわかった。

持ち方に気をとられていると、足が外れることだってある。
フットホールドは男性が使う良いものだと届かないので、踏みかえて小さな突起に親指で乗る。

とにかく一瞬も気が抜けない。

この日も、やはり苦労のトライだった。。。
結果を言うと、登れなかったんだけど、手はもちろん初めて足にもきちんと乗って
スタティックに手をのばしポケットがとれたのが一回だけあった。
それまではデッド気味だったから、精度は上がって来てると言えるのかな。
しかしそのときなぜ登れなかったのか、自分が不甲斐な過ぎて涙も出ないわ。
足の踏みかえではがされるなんて。

11月のボルダーハイシーズンとあって、石の魂にはたくさん人が居た。
たくさんのクライマーに応援してもらったけど、期待に応えることは出来ませんでした。

次こそは、と毎回思う。

************

さすがに他に何もやらないのは嫌なので、スパイヤーの左にある「レフトスパイヤー」1級をやる。 

最近のボルダラーは、登る前にスマホで動画検索するのね。
ムーブ確認してからじゃないと登れない人もいるのかね?

あれこれムーブ探って疲れて登る力を減らすより、
短い時間でサクッと成果を出したいのだろうな。

一昔前のクライマーのことを考えたら、岩と対話する時間が今と比べてずっと多いはず。
ひとつの課題をもっと大事にしてたんじゃないか?

そんなに急いでどこへ行く(笑)

有名課題は別として、それ以外の課題はもっと自分にあったムーブを
試行錯誤する時間を楽しんでもいいんじゃないのかなーなんて。

私は古い考えの人間なのかな。

なんてことを思いながら川上村のお風呂に入って帰路についたのでした。

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欠けていること  

上弦の月

満月より欠けている月が好きだ。

今日はとてもきれいな上弦の月だった。


欠けている、というより
光に当たっていない、という言い方の方がしっくりくる。

光があれば影ができ、陽があれば陰がある。

私はその、陰になっているものが気になるのだ。

欠けている月を見るとき、光に当たっていない部分を想像する。


人間もそう。

私は自分の内側に暗くて弱くて醜い部分を持っている。
きっと誰にでも多かれ少なかれそういった所はあるはずだと思う。

そこに惹かれる。

目の前の人間に興味を持った瞬間というのは、そんな部分がチラリと垣間見えたとき。

隠しておきたい自らの弱点。
そんな部分こそ、人間らしさである。

やることなすこと、正しくて真っ直ぐで、強くてまぶしい、
そんな満月みたいな人、居たとしたら、きっと興味がない。


欠けていることこそ、愛おしい。

category: 意見

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11/3 御岳  

日曜日は予報が持ちそうだったので、小川山もしくはミズガキへボルダーに行こうと思っていた。

前日の城ヶ崎の疲れと終わった後のビールの効き目がてきめんで、
ふらふらと帰宅が23時半。

片づけしてお風呂に入って、ばたりと布団に倒れる。



もちろん翌朝は寝坊です。
時間は8時半。

湯河原にしようと思ったら、湘南国際マラソンで国道一号が通行止め。
海ぞいはダメですな。

んじゃ、御岳にするか。

そう決めたら、午後からでいいか、としっかりご飯を食べて出発。

御岳にはうちから2時間。昼には到着。
駐車場の空きがなくなんとか発電所Pへ停めて、そこから近いデッドエンドの岩へ行く事に。

3月にやったきり、ムーブ忘れてる。
スタート後一手目が届かないことは覚えてる。
んだもんで、その下の痛くて悪いホールドで頑張って、
ヒールかけて手間のかかるムーブでやっていた。

人気の岩なので、入れ替わり立ち代り人が取り付く。
コンディションはなんだかイマイチで、みんな真っ白にチョークをはたく。
直接岩にパフパフとつけるのを見るのはなんだか嫌なんだけど。

暗くなり始めたころ、ひとりの女性クライマーが
私が届かないと思っていたホールドでチャレンジしていた。
聞くと身長は自分より数センチ低い。
「絶対届きますよ!」と言われ、そうなのか!とムーブをひっくり返してみることに^^;
やってみると、最初は厳しかったけど、じりじり手をずらし
左手もちょっと動かすとかろうじてかかることがわかった。しかしこの時点で雨が降り始めヘッデン。

結局最後に岩を去ることになったのです。。

クリーニングをしっかりして、さようなら。

ちょっと思ったこと。
あれだけ人が取り付く岩のクリーニングはタイミングが難しい。
自分がやっている課題を他のクライマーがまだトライ中ならば、ブラシをかけにくいし。

岩を離れるときに、自分のやっていた課題をトライしているクライマーがいないようなら
使ったホールドはブラシをかけるべきかと思う。
フットホールドにマーキングしたのならそれも当然。
でも、この日はなんとなく流れでその場を去っていった人がほとんどだった。

急いで電車に乗らなきゃいけなかったとか、たまたま忘れちゃったのだと思いたい。
そういう私だって忘れることはあるし。
自分は清々しい気持ちで帰るために掃除をするまで。
ここで非難をして何かが劇的に変わるわけでもない。気がついた人がやればいい。

それを見たり次の日きれいになっているのに気づいた人が、同じ気持ちになってくれたらうれしいと思う。

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11/2 城ヶ崎ファミリー  

連休である初日(自分は普段どおりの週末ですが)、ONさん、NMさん、HYさんと。
ファミリーでファザークラックのリベンジです!

お天気は、くもり。なんだか湿気があるような。。。?
でも、六月の熱帯雨林のようなあのときに比べたら天国です。染み出しも少ないし。

着いて目的のファザークラックをオブザベするONさん。
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まずは、ベビークラック5.8でアップ。
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少し後に到着したHYさん、オンサイトのためのオブザベ中。
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自分はファザークラック5.10bのリベンジ。核心部。左手を寄せるところがバランシー。
一便目はムーブを思い出す感じでした。
核心は六月のときのと比べ物にならないくらい滑らない!(あの時は濡れてたんだから当たり前か。。)
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二便目でRP!下部のフィンガーも上部も自分としても納得のいくクライミングでした。
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そしてONさんもあっさり一便目でファザークラックRP。
マイクラック5.10bのリベンジに取り掛かる。
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なんとこちらも一回でRP。快進撃です。

もう一組のパーティーがファザーを登る姿をみんなで応援。
RPされて下りてきたとき、「ギャラリーがたくさんで落ちれませんでしたよー^^;」とな。
適度なプレッシャーは完登には必要なのかもしれないですね。
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NMさんのファザークラック。核心のムーブは私とほぼ一緒かも。
ちびっ子組はムーブ増やさないと右手が届かないんですのよ!(誰となく)
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そして、苦手意識ありまくるアンクルクラック5.9。
出だしから足が切れるわハンドはギリギリだわ、やはりこれきらーい!
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それでもなんとか、二便出して納得のいくRP。
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最後にマイクラックをやったけど、これがまったくダメ。
途中の雨でクラックの中がびしょびしょ、滑るし核心のハンドのサイズが合わず厳しい。
かなり長い間ぶら下がってましたが、諦めました。。。(ビレイのONさんありがとうございました)

このマイクラック10b、面白いんですが支点作りが面倒なのと、
ロワーダウン等でロープがすんごくスタックしやすいのが玉に瑕。
ONさんが二回目のトライのときにやはりスタックして、
緩めるタイミングの息が合わずONさんの指が岩とロープに挟まれ負傷。
暗くなってきていてONさんの手元が見えにくいのもありましたが、
自分の「クライマーが何をしようとしているのか」という認識があいまいでした。
それと自分がスタックした場合の対処などをしてきた経験が少なく、
どういった手順で解決するのかがちゃんとわかっていないことも原因。
こういったことは信頼関係ですし、大事なことです。。。反省

やがて真っ暗になって、お決まりの(笑)ヘッドランプ撤収。
そしてファザークラックが登れたいい気分で駅の中のお店で一杯。
電車の自分とONさんだけお酒をいただいちゃいました。
4人でなんだかんだと楽しく歓談していたらあっという間に終電の時間。
今度はちゃんとダイヤ見て逃しませんでしたよ!!
「もう良い大人なんだから終電の時間くらい把握して飲まないとー」ってHY節で言われちゃいましたし^^;

小川山などの標高の高い場所とはえらい違いのお気楽さ。
街からすぐそこでクライミングができるのって素晴らしい^^

またやりましょうね!お疲れ様でした。

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10/31 小川山  

平日に急遽行ってきました。
週末のお天気が悪そうだったので。

今回は単独でボルダー。目的は石の魂1級。

朝から快晴!気温も思ったより寒くない。
NCM_0760 (2)

静かな遊歩道を歩きます。きもちいい。
NCM_0761 (2)

石の魂のあたり。黄色がまぶしい。
NCM_0763 (2)

間があくと、右手の持ち方を忘れてることに気がつく。
確立するのに再び時間がかかってしまう。これが無駄だよなぁ。

というより、右手の持ち方はいつも決定打がなくてダメなんだった。。。

この日はほぼ毎回ポッケにかかっているのに、右手が完璧じゃないためにはがされる。
本当にあのホールドが苦手だ。

一日のほとんどをここで費やした。14時半まで。
でもいい加減気分変えたくなって、またの機会にした。いつになったら登れるのやら。

さて、去年触りかけて怖くてやめた「霜月」3級。スラブ。苔や落ち葉でいっぱい。
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高さが結構あるし下地は斜め。木の左あたりからスタートする。

一回飛び降りたけど、これは行くなら一回で抜けないとかえって危険と判断。
チョークバッグつけてgo。
途中チョークアップ入れながら時間かけてトップアウト。
よく見れば苔や落ち葉の下に小さめながらかかりの良いポッケが散らばってるし
細いダイクに足が上がったらもう落ちることはできないが、オブザベしっかりしてから抜ければ問題ない。

なんだか随分精神的に強くなってることを実感した。
クラックのおかげ?

15時半くらいに車を移動して、キューブの岩へ。
初めて「縦ダイク」初段を触ってみようと。
しかし、初段はそう甘くないのであった。。

静かな平日クライミング、
知り合いにも会えたし、
楽しかった!

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