浮遊

海に浮かび雪に遊び岩にはりつく、ものづくり人間のまいにち

4/26-27 湯川  

GWですね。
自分は月曜と火曜の祝日はないので、連休はあまり関係ありません。。

先週末はシーズン始まったばかりの湯川へ。
土日なので宿泊は「灯明の湯」。
ONさんとハシモトさんと。この三人で行くと今のところ晴天率がものすごく良い!
2日間ともいいコンディションでした。

************

土曜日、朝荒れ気味の林道を注意深く進んだ先の岩場はまだ誰も居ませんでした。
湯川はいつぶりだろう?

この日の岩場には、吉田さんスクール、保科さんスクールがそのうちいらして次第に賑やかに。

ONさんとハシモトさんはコークスクリュー5.9でアップ。
自分はサイズが苦手でアップにならないと考えてデゲンナー5.8で。

そして、目的の「バンパイヤ」5.10cへ。
ONさん緊張のOSトライ。惜しくもワンテン!気迫が凄かったです。

そして自分。じつは、トップロープで一度触ってしまってるのでRPトライなのです。
そのときはノーテンでした。もったいないことをしたなぁ。。。

よし、やったる!
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出だしのシンハンドの悪い箇所。自分はぎゅうぎゅうと押し込むとハンドがなんとかきまる。
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じっくり休んで、トップアウト!ヘルメットは邪魔だったのでハング下にぶら下げました。
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前回はこのハングの入り方などがよくわからず、苦労したような気がしたので時間かけて休みました。
でもいざやってみたら「あれ?」と拍子抜けするくらいアッサリでした。
たぶんワイドや変化に富んだクラックを登ってきた成果なのでしょう。

湯川三大クラックをひとつ登ったと言うのに、感激がイマイチ薄いのは、苦労してないからなのかな。
やはりオンサイトの緊張感、そして苦手で苦労して登った時の達成感って格別なんだよなぁ。

ハシモトさんは派生ルートである「テレパシー」5.10dをOS。流石です!
これ、分かれるところから抜けまで気を抜けない感じ。
クラックの技術というより、発想かしら?どうやって抜け出すかという。

ONさんは再トライできっちりRP。

さて、、、次は出だしで苦手意識のある「サイコキネシス」5.10d。
私の持ってる古い100岩のグレードは5.10c。ひとつ上がったんですね。
出だし嫌だなぁ、怖いなぁ、と思っているとそのとおり。
体が緊張し足が滑る。最初にとったカムで落ちてしまう。
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もう、ひどいものでした。
最初に力を使ってしまったので、疲れてテンションしまくる。何回休んだんだろう?
OWに入る前にも、もうガバすら持てなくギアスリングから4番を取る力も無く、
危なっかしい落ち方しました。これがそのとき。
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だめだこりゃ。

ハシモトさんの登りはスピーディー。カムセットも合理的で無駄が無い。
いいイメージをもらいました。

ONさんは「えー、じゅんさんがあれだけ落ちるって、やばいでしょー。。。こわっ。」
って言っていたけど、なんと、ワンテン+一回のA0で登ってしまった!

うーむ、自分は明日に再トライしても登れるかわからんぞ。。。
本当はもう一回やるつもりはあまり無かったのですが、
明日につなげるためにムーブを作っておこうと再度トライすることにしました。
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すると、あれ?あれれ?
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ムーブがうまく繰り出せカムセットも落ち着いて出来て、核心をテンションなしで抜けてしまった。
こうなったら、落ちたら損だ!必死で上まで登る。後半は難しくないので休みながら確実に行く。

そして、トップアウトー!
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意味がわからんかった。
なんで登れたんだろう?一回目はあんなにひどかったのに。
意気込んで行かなかったのが良かったのかな。余計な力が抜けたのかも?

とにかく、うれしかった。全然信じられなかった。本当に自分は登ったのか?

私が登ってしまったことで、ONさんにプレッシャーが…
日暮れ前の再度トライで惜しくもテンション。


明日もある!ということで、灯明の湯でゆっくりお風呂に入り盛りだくさんの夕食をいただく。
すごかったですよー。量が。美味しかったし、クライマー割引あるし、お勧めです。
お部屋で飲みながらしばし談笑。この時間も楽しみのひとつ。

***************

翌朝。お部屋からの八ヶ岳。おはよー!
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今日もがんばりますよ。アップは台湾坊主5.9で。実は講習以来登ってなかった。
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この日、クラックやっていれば必ず知ることになる有名人、「アイロンさん」にお会いしました。
ONさんがサイコキネシスのフィンガーが痛い!と話していたら、
「ジャミングの痛みはクラックに愛されているということ。受け止めましょう。」という素敵(?)な名言をいただく。
さすが、変態さんが違いますね。
むしろクラッカーは変態と呼ばれることに喜びを感じているような。。。

さて、そのうちハシモトさんが「テレポーテーション」5.10dをサクサクッとRP。
上手い人が登ると簡単そうに見えるんだけどね。。。

自分も意を決して「どうにでもなれ!やるしかない!」とリードで行ってみました。
初めてとりつく「テレポーテーション」。
が、ここのハングの乗り越しで諦めそうになりました。。
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足もどうにか使って、テラスまではテンションなしで。
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核心はテラスの上の右上フィンガークラック。
ここまでで力を使い果たしてしまったので、墜落してテンションかけることになるだろうと
安全な場所から手の届くクラックにプロテクションをかためて三つとる。

案の定、デッド気味になり落ちた。これは落ちる瞬間。
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もう、力は残っていませんでした。A0でほとんどを抜けました。。。
これは簡単にはいかないぞ。当面の目標。

そして、いよいよONさんのサイコキネシスRPトライ。
息をのむ時間。撮影する自分の、カメラを持つ手にも汗が。。。
宣言どおりしっかり完登されました!

ONさんは「登るんだ!」と決めた時の入り込み具合が凄い。
それだからこそ成果を次々と上げられるのでしょう。

その後、ダウンにとコークスクリューをやる。
苦手なものもやらないとね。RPできて一安心。
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ハシモトさんは「北京の秋」で終了。
ONさんはなんと「テレパシー」5.10dを。
すごいなぁ、自分はそんな気力が残っていませんでした。

やはり上部の抜け出しから上をものすごく苦労されていて、大変そう。
こりゃ、自分もいつかやらんと。
なんとかA0で無事に下り、これにて湯川の合宿は終了。

*************

シーズンはじめからこんなに登れちゃっていいのかしら?と思うくらい成果があった週末でした。
この三人で行くと自分をどんどん押し上げることが出来て、とてもうれしい。
感謝しかありません。

また、よろしくお願いします!

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グレード更新  

先週末は土日でクラックざんまい。
シーズン始めの湯川へ。

まだまだ自分には遠いと思っていた「サイコキネシス」5.10dを登れた。

いまだに信じられないんだよな。。

詳しくはまた後ほど。

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4/19-20 立山  

黒部立山アルペンルートがオープンした週末、11月に続いて行って参りました。

春に来たのはいつ以来だろう?自分にとっては3回目かな。
とはいえ、ここは立派なアルパインエリア。4月はまだまだパウダーも望めたりするのだ。
ありがたいことにお誘いがあり、宿も無事取れたということで(53さんいつも感謝!)
長い道のりを室堂までやってきましたよ。


今回は前日に湿った雪が降ったらしい。うっすらと表面には真新しい白。
始発で乗り継いできたとき、黒部平ではガスだったけどこんなに快晴になりました!
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入山した日なので行動開始時間にはもうすでに陽が高い。
硬くなくてちょうど良い。
どこへ行こうかと相談。次の日の天候が微妙なこともあり初日にがんばってみようと、別山沢に決定。


まずは雷鳥沢のクライマーズレフトの尾根を詰めます。
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振り返ると浄土山・室堂平。その下に野営所が見えます。
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日焼け止めを塗りなおしつつ、頑張って急登をこなす。剱御前小屋までもう少し。
後ろには奥大日岳。
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今回ご一緒したのは、53さん、アツくん。写真はアツくんの一眼で撮影したものをいただきました!
別山のピークにて。
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いよいよ、剱岳をバックに別山沢へ滑り込みます。
クリックすると大きくなります。ぜひとも大きな写真で見てください!!!
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この下はノドを細かいデブリが埋めていたので一旦切ってトラバース。
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2P目。快適極まりないザラメ。剱沢との合流まで落してしまおう!

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アツくん
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わたし。
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記念撮影風に(笑)
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大満足でした。ここまでくるととっても静か。雷鳥沢の喧騒が嘘のよう。
しかーし、核心はこれからです。

長い長い登りをこなさないと帰れないのですよ。。。剱沢の登り返しは標高差およそ900m。
これからの道のりを考えると、足が重い。時間は14時。17時には剱御前小屋に着きたい。
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中間部は幻想的なガスの中。
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前に見えていた剱岳を真横に見て、そして背後に。
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そして、53さんに遅れる事30分、剱御前小屋に到着。
本当に長かった。。。斜度が無い分緩やかな登りが延々と。途中で脚が攣りかけました。

ここで終わりではないのですよ、
雷鳥沢を500m滑って落して、みくりが池山荘までの登り200mも待っています。
山荘に到着した頃には満身創痍でした。

実は、数日前から鼻と喉の粘膜をやられる感染症になったようで、薬で抑えてはいたものの
宿に帰ってから悪化、夕飯時のビールも飲まず。夜は咳き込んで苦しかった。
白血球が働いているようで、痰が粘った黄緑色。鼻も詰まってる。

自己管理がなっていませんね。これでは仲間に迷惑かけてしまいます。

****************

そして、2日目。7時。出発時は晴れ。
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予報はそんなに悪くなさそうだけど。。。
目指すは一の越から雄山。
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一の越までの緩い登りで、自分の調子の悪さを思い知る。
昨日の疲れに加え、やはり気管支がおかしい。二人に遅れてしまい足並みを乱す。

一の越に着くと、急激にあたりは濃いガスに包まれる。
雄山へ登ってみて天候の回復を待ち、良ければサルマタ方面から滑って下山しようということに。

冷たい風が吹き気温も低い中、登頂。53さんうれしそう。アツくん撮影。
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10時前からガス晴れ待ちしましたが、時折太陽の光は感じるものの視界は無し。
ここでの選択肢は二つ。登ってきた登山道を引き返すか、山崎カールを横滑りで滑るか。

歩いて下るのは板を背負っているため引っかけて転倒の可能性がある。
山崎カールからその下は複雑な地形でもないため、慎重に行けば登り返しも少なく一の越へ戻れる。

ということで、神社下からエントリーし、山崎カールを滑走。こんなんです。。
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途中、ギャップの段差に足をとられ、板を踏んでしまい外れた…!!
片方だけで数メートル滑落、その片方も足元で外れる。
幸い先に外れた板は上方にあり、53さんが回収。もう片方は自分で必至におさえる。
何事も無くてよかった。。。こういうときは半ロックしておくべきだろう。

ようやく一の越へ登るトレースに合流するも、ガスは取れそうにないので、乗り物下山を決める。

そうなったら室堂へ一直線。
ターミナル前で最後の記念撮影。
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山の天候はわかりません。

ロープウェイに乗ると、タンボ平がきれいに見えて悔しい思いでしたが仕方ない。
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無事暖かく晴れた扇沢に下山して、車に戻ると一気に緊張が抜ける。
1日目は頑張っておいて良かった。体調は悪かったけれど、よくやったと思う。


立山は遠いけれど、いつ行っても特別で素晴らしい場所ですね。

ご一緒してくれたお二人、ありがとうございました!
鍛えられましたよ(笑)

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春の立山  



土日で久方ぶり、春のこの時期の立山へ行ってきました。

土曜日は頑張って別山沢へ。
日曜日は雄山ピークからガスの山崎カール。

日記は後ほど…

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4/12-13 月山へ  

初めて山形の月山へ行ってきました。
この週にオープンなのです。

ことの始まりは、三月に岩手・仙台のお友達のしんちゃん、おがっちさんとよっちさんが白馬へ来たとき。
「今度は月山オープンのときにこっちへきてね!」っていう話をしたから^^

でも、行くのがたいへん。
車で行くっていうDmatさんとえぬ君と打ち合わせて三人で向かうことに!

金曜の夜の出発。交代で運転しながら、翌朝月山スキー場駐車場に到着。
新幹線組の方々は東北チームの車で到着!
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この日は風が強い。山の上の雲の流れが速く、そして意外と寒い。

初めて乗る月山リフト。オープンの日はたくさん人が来るんですねぇ。
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リフト終点から標高差170mくらいを登って、姥ヶ岳頂上1670mへ。ちょっと雲多め。
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月山リフトって言っても、実際は姥ヶ岳の尾根ぞいに架かっているんですね。


頂上から西へ落とす。ものすごく硬い!エッジ砥いでないから抜けそうで怖い。。。
石跳川へつながる沢状地形へ滑り込む。だいたい1300m以下になってくると少し雪が緩みだした。
沢ボトムはとっても走ってたのしいー。

沢を南下して、良さそうな西斜面を滑るべく登り返し。
風の強い中、物を飛ばされないように準備してさぁ滑走。

下へ行けば行くほど良いザラメ!地形が楽しい斜面でした。
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もう1本登って隣の斜面をおかわり。

姥ヶ岳の向かいの湯殿山も色々楽しめるとか。明日は行けたらいいな。
肩にクラック入ってる。
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石跳川を下って滑っていくと、ネイチャーセンターが現れる。
そこにデポしてあったというしんちゃんのお友達の「社長」さんの社用トラックで車を取りにいってもらった^^

冷えた体は志津温泉であっためる。ここはいいお湯ですねぇ♪
そして、そこからちょっと走った場所にある、本日のお宿へ。

なんと、しんちゃんのお知り合いの「美奈子さん」の別荘。
とーっても素敵!木の匂いがして広い。こんなところに、いいんですかね。。。?
ご挨拶をして、早速夕飯の準備。
食材やお酒や調理器具はDmatさんがぜーんぶ持ってきてくださった。

宴会は明るいうちから始まる。。。
途中、白馬にも来てくれたヒトシさんが岩手からキターーー!
こんなん、楽しくないわけが無い。

めでたい知らせに呆然とし(しんちゃんおめでとう♪)、やさぐれるkumaさん。
なぜか「お風呂に一緒に入るか?」「部屋で全裸はアリか?」議論。
ついでに(?)私の腕の筋が目に余るとからかわれる始末。さらに発達した背中の筋肉を披露してドン引きされるw

まぁとにかくよく飲みました。
これでも翌朝ちゃんと登るからみんなすごいよね。

***************

日曜日は素晴らしい快晴!風も無いよ!やっほー!

阿部さん(晴れあめさん)とエミさん、タッカーさんも朝に合流。
今日は賑やかで素晴らしい日になりそう!

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まずは姥ヶ岳に登ります。日焼けするー!
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右手には月山。
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頂上にはたくさんの人。なんとなくニセコのピークと雰囲気が似てるね。
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月山をバックに、阿部さんとエミさん。
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以前行った、鳥海山が!あそこはまた行きたい山です。
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頂上から板を着け、そのまま楽しく滑って標高を少し落とし、
様子を見ながら二手に分かれて石跳川側へ落すことに。

この先は。。。。
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こんなに素晴らしい斜面でしたー!
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姥ヶ岳の裏(西側)はいくつも斜面があり、いろいろ選べそう。
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さて、1本滑った後はいよいよ湯殿山を登り返します。
写っているのは破壊魔(笑)のタッカーさん。なぜかって?
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だって、ピークのセッピから飛んで360回しちゃうんだよ!
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そりゃーTLTなんかは壊れちゃいますよねw いやー、すごいなぁ。

その、ピークからの極上斜面。
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まさに、今回の遠征のハイライト。
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みんな雄叫びを上げずにいられないのでした。
自分史上いちばんのザラメでした。ありがとう!

************

今回の月山遠征は本当に素晴らしいものでした。
こんなにいい思いをしていいのかしら?というくらい。
アテンドしてくれた東北組の皆様、ほんとうにありがとうございました。

王国の皆さんは気まぐれに参加する自分を快く受け入れてくださるので、
自分にとってとっても大事なお友達です。

これからもよろしくお願いします!ペコリ

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初。  



初めて山形の月山に行きました!

素晴らしいザラメを滑りましたよ。
仲間との時間もプライスレス(笑)

詳しい日記はまたのちほど。。。

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4/6 サクラサク・海金剛スーパーレイン  


西伊豆では桜が彩っていた。
山桜や街路樹の桜の花は美しく散り始めていて、
そこらじゅうで芽吹きが始まり、枝の先がぼんやりと若草色に煙っていた。

***********

海金剛アタックの前夜。

城山から移動して、雲見オートキャンプ場で眠った。

マットレスはあるしエアコンも冷蔵庫もついてる。
テントは撤収に時間がかかるので、前回同様ログキャビンにした。

夜はONさんと軽く飲む^^
明日の天気や担当ピッチのことや、I塾のみなさんのこととかで話は尽きない(笑)

でも、城山でお会いしたFさんガイドのツアーが入ることがわかっているので、早めに行かねば。
23時ころ就寝。

夜中、かなりの雨が落ちる音がして目が覚めた。
明日はどうなるだろう。。。乾きはいいはずなので早めに上がれば大丈夫だと思いたい。再びウトウト。

ONさんは夜じゅう花粉症で鼻がかなり辛そうだった。

***************

空が白んできた。4時過ぎに起きて準備を始める。
雨は暗いうちに止んでいたようだ。車には少し水滴が残っている。
空気はひんやりと肌寒い。
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朝ごはんをしっかり食べ、ギアを再度確認しながらパッキング。
自分の携帯は上手くつながらなかったけど、ONさんのiphoneは大丈夫で天気など調べてもらえて助かった!
どうやら大気の状態は不安定傾向、雷や突風もあるかもということを頭に入れておく。

予定時間の5時半をちょっと押して、5時50分くらいに出発。
アプローチはすっかり明るく、ヘッデンいらず。
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あのコルを越えればすぐなんだけど、その前に崖を懸垂下降しなければならない。
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崖の上にある、支点にかかるスリングと残置のビナ。
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新しく丈夫そうなスリングに自分の環付きビナと50mシングルロープをインクノットで固定しておく。
ハーネスを穿きササッと懸垂下降、無事通過。Fガイドさん達にも使ってもらおう。
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上部要塞が見えて、取り付きはもうすぐそこ。
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到着後、トイレやギアの受け渡しと確認、テーピングなどをする。
自分たちは結構しっかり手に巻くので時間がかかる。

そのうちFさんたちパーティーがいらしてしまった。。。焦る私達。

1P目は前回と同じく私が行くということにしていた。せっつかれるように離陸。
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相変わらず朝は体が硬く、しかし慎重かつスピーディーに登るように心がける。
そのとき取り付きではONさんがそれとなくFさんにプレッシャーをかけられていたようで(汗)
しかも彼らは自分たちが切る予定の1-2Pをつなげるというのだから、厄介に思ったのだろう。。。
すいません!

2P目のトラバース。ONさんにリードを交代。
なんと焦るあまり自分が環付からATCを落とすというミス!
幸いすぐ下の木の根元で止まりましたが、これは絶対にしてはいけないことです。

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途中Fさんに追いつかれてしまい、ロープの流れやプロテクションの箇所でご迷惑おかけしました。

樹林帯を歩きで移動し、3P目の取り付きへ。
ここからの3-5Pがハイライト。前回のリベンジを果たすにはここで冷静にピッチを切らねば。
自分が再びリードする。

しかーし、、、、
この写真見てください。酷いロープの絡みようです。
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しかしすでに核心ムーブにズームインしており、ONさんは気を遣って黙ってくれていたのです。
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原因は、自分がハーネスからロープをすくい取る時ビナに絡めた状態でかけてしまったこと。
ギアが体の前にガチャガチャとあり、よく流れを見ていないままにロープを握ったからでした。
これも注意しなければいけない。反省は多い。。。

クライミング自体は前回よりかなり落ち着いていて、力もあのときほど使わなかったし
足が震えて小さなスタンスになかなか乗れなかった箇所もすんなり通過した。
二回目ってこんな違ってくるものなのか。

行き過ぎないように今回はちゃんと潅木でピッチを切る。

そして4P目。ONさんはここのピッチ初めてのリードです。やっと、やってもらえた!よかった。
しっかりとスメアしてクラックにはハンドジャム。
自分よりクラックのサイズ感がしっくりきているようで、驚くほどスムーズでした!
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自分は前回落ちた右上クラックを確かめるように、噛み締めながらフォローする。
フットジャムを確実にきめればそこまで怖がることはないとわかったのが収穫。

5P手前のテラスまでの直上OWクラックを登れば、一安心できる!
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下に見えていた後続パーティーさんは少してこずっている様子。自分たちのペースでいきましょ。

次は5P、スーパーレインのクラックとしてはいちばんきれいに続く「先人クラック」。
自分はこれが初リード。
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階段状を乗り越えて、核心はここのハング乗り越し。
剥がれそうなフットスタンスにこわごわ乗って、なんとか無事に完登!
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ここまで来たことで、「これは行けるだろう…!」と思った。

6P、ONさんリード。安定している。
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あとは落ちないようにフォローしていけば。。。
6P目の出だしは自分にとってかなり嫌な思い出。右手がいいホールドに届かないのだ。
でも、ここでもしっかりフットジャムして通過した。この冬のクラック練習の成果だ!

今のところ天候は安定している。
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でも遠くの雲に怪しいのを見つける。
もしかしたらこの場所以外は荒れ模様なのかな…

7P。
足場の岩からバッタンでとりつくのにここでもリーチ有利。
ということで確実にトップアウトを目指すためONさんにリードをお願いする。
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もうすぐ。。。
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つ、ついに。。。
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やりました!リベンジ果たしました!オールフリーで完登です!
天気も最高、気分もちろん最高!時間は13時前。時間も短縮できた!

行動食を食べながら感慨にふけっていました^^

***************

午後からは風が次第に強くなる。懸垂を始める頃にはロープを投げるとぶわーっと流される。

降りる方向を間違えないように、慎重に切って懸垂下降。
上部要塞の左下の壁にある支点まででまず一回、そこから4P目終了点テラスまでで一回。
そこから3P開始の樹林帯までで一回。
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そして取り付きの隣のルンゼに降りる最終ピッチ。
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そして、基部に到着!時間は15時過ぎ。
でもキャンプ場に戻るまでは気を抜けない。ロープやギアを片付ける。
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崖の登り返しの前は、こんなに荒れた波が押し寄せる。。。
朝と大違い!風の強さを物語る。
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残置ロープを頼りにゴボウで登り返す。
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背後の上部要塞には、Fさんパーティーが懸垂しているのが小さく見える。
自分たちもあそこを降りたのだ。。
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今日はヘッデンでもない。なんて気分がいいのだろう。

アプローチ道脇に見つけた、なんとも気味の悪い植物。今度図鑑で調べてみよう。
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そして、キャンプ場へつながる道路へ到着!
無事に帰ったよ!!やったよ!
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ONさんと改めて握手する。リベンジは完了したのだ。ホッとした。
自分のできることは精一杯やった。いいクライミングができたと言い切れる。
反省はもちろんあるけれど、今はこの成果を素直に喜びたい。

***************

帰りは松崎町の道の駅にある温泉「かじかの湯」で一風呂。ここ、いいですよ!500円。

富士山の堂々たる姿を眺め、
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途中「ささの」というキジ鍋・猪鍋料理屋さんでキジ串焼き定食をいただく。
歯ごたえがあり、付け合せの味付けも濃い目で懐かしさを感じる。
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ONさんが頼んだキジ鍋はすき焼き風で、疲れた体にだし汁がとっても美味しかった。

**********

*今回のリベンジについて、感想など。

まずはONさんお疲れ様でした!本当にありがとうございました!

計画当初、仲間に誘われていた北アルプス周辺の山スキーとで迷っていた自分。
雪山の天候が読みにくく、思い切って大変洋側にかけてしまおう、と海金剛のリベンジを決めました。
それも熱心なONさんのアプローチがあったからです(笑)
冗談抜きで、本当に感謝しています。
このタイミングを逃したら、一年先になってしまい感動が薄れてしまったかもしれない。

そして、直前の大堂海岸の遠征。これのおかげで高さと恐怖感に慣れ、
加えてたくさんのジャミングをしたからだと言えると思うのです。
今回の応援もしていただいたし、お誘いいただいたハシモトさんに改めて感謝申し上げます。

一年前はマルチピッチリード講習すらまだだった自分が、
よくこんな短期間で、夢だった海金剛スーパーレインを登れたなぁと感激しきりです。

これも夏の小川山クラック合宿やワイドムーブ講習や湯川など、登りまくった成果です。
NMさんやHYさんとも、百恵ちゃんルートへ行ってマルチの難しさを知ることができました。
アーチクラックの敗退も今となっては貴重な体験でした。

次は、目指せ錫杖「注文の多い料理店」・ミズガキ「調和の幻想」!
そしていつかは「ベルジュエール」!

マルチピッチ道は始まったばかりだー!

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4/5 城山  

先週末の静岡2日間クライミング。

1日目は城山でした。
前回の海金剛も、前日は城山にて調整で西南カンテをやりました。

今回はボルトルートですが南壁名物のマルチ「バトルランナー」5.10b をやることに。

空は快晴、きもちいい!
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さてさて、南壁はご覧のとおり大混雑。
1P目を登って終了点を作るONさん。狭くしてすいません。。
こちらのガイドさんパーティーも明日海金剛とのこと!前回もここでお会いしたので縁を感じてしまいます。
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このバトルランナー、核心の鎌形ハング越えが10bのグレードとして付いている。
それ以外は5.8。
核心を越える直前でもピッチが切れるようになっているので、安全を考えそうする。

2P目は長い。
しかし誤算。ボルトが多く、ヌンチャクが足りない!
なので間引いてランナウトに耐えながら登った。。。絶対に落ちれなかった。
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そして核心はONさんが行く。フォローでも乗り越しがちょっと嫌だった。。
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最終ピッチ。
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終了点からの眺め。いつ来てもいいですねー^^
おや、なにやら風が強く吹き始めました。
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そして懸垂下降。二回に分けます。
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強風の中、絡まりを解きながら。あ、フリクションでバックアップはしてます。
これはとてもいい予行演習になりました!
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鎌形ハング直下の終了点。
下降支点もここでとりましたが、上が見えないのと落石等考えるとひとつ左隣を使ったほうがいいみたい。
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終わったのはお昼。まだ時間ありますね。とりあえずお昼を食べて、手ごろなルートを探す。

こちら「ハートルート」5.11a ★★。
これは1981年に戸田直樹さんが初登の歴史的なルート。一回ずつトライすることにした。
3ピンの短いものですが、とってもいい!ムーブがあり最初から最後まで気を抜けない。
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ONさんムーブ組み立て中。
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次に私。取り付きからすぐのハング乗り越しも悪い!
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核心直前。
体幹使い足を上げ左手ポッケをアンダー気味に持ちロックして体をひきつけ、右手飛ばしのデッドを二発。
自分はリーチがないので手前の悪いカチで一瞬耐えなければいけない。
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RPトライはせずでしたが、そこにいらしたあの有名な女性クラッカーひらひらさんが
「次いけそうですね!」っておっしゃってくださった^^

本日は早めに下山。西日の城山もまたよろし。
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延々と海沿いを走り、再び訪れた松崎町の食堂「さくら」でアジまご茶定食を食べてキャンプ場へ。

天気がちょっと心配だけど、明日はいよいよ海金剛スーパーレインのリベンジへ!

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リベンジ!  

今日日曜日、ついに海金剛スーパーレインを完登。

パートナーのONさんありがとう!

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3/31 J-wall  

いつもの攀ではなく、珍しくJ-wall。

冬のジムは行けて週2。月にして6回くらいかな?だから、現状維持が精いっぱい。
時間もせいぜい1時間半程度。持久力なんかはやっぱり落ちる。
パートナーの問題もあるので、ルートは雨の週末にやるくらい。

ありがたいことに、ハシモトさんからJ-wallでのルートをお誘いいただきました。
20時から1.5h、登り続ける。計7本。

アップで入口中央の10aから始まり、ルーフの11a、なんとハシモトさんがやっていたルーフ12aも記念受験してきました。

いやー、最後はヨレるヨレる。
クールダウンにと取り付いた垂壁10aでテンションしちゃったもの。
でもあの10a、ホールド悪かったなぁ…(T_T)

やっぱりジムルートだとクリップするタイミングが下手!
クラックだと自分のタイミングでプロテクションとれるから、この作業は全く別物。いつになったら慣れるのか。。。

ハシモトさんともお話したんですが、平日でも前もってジムの約束をすれば行かざるを得ないので、
「やっぱり今日はいいや」っていう怠けの防止になる(^^)

これからも時々やりましょう!ってことにしました。
ビレイをお願いするのが苦手な自分にとっては本当にありがたいことです。

お疲れ様でしたー!

category: クライミングジム

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