浮遊

海に浮かび雪に遊び岩にはりつく、ものづくり人間のまいにち

10/26 湯川  

10/26日曜日。
翌朝は5時に起床。SGさんとIKさんとお互いの健闘を祈って別れる。

湯沢から高速に乗り、上信越の佐久から南下。湯川へ。
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アップは自分もONさんも「台湾坊主」で。
ONさんは宿題の「山案山子」を。
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このルート名、ONさんに蛇の種類だと言われハッとした。
うちのばあちゃんがその辺に居た蛇のことをよく「やまかがし」って言ってた。
山の案山子、っていう意味だったのか!

いつものことで、緊張から何回もトイレに行く…
帽子を忘れ、手ぬぐいで髪の毛をまとめる。どうも直でヘルメットかぶるのがダメなので。

いよいよ、「テレポーテーション」のRPトライのとき。
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気持ちを強く持つ。これだけ。ムーブはもう決まってる。

下部はかなり省エネできるようになってた。これだけトライすればさすがそうなるよな。
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気がつかなかったけど、これだけの人が見守ってくれてた。
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カムセットしてしっかりレストしたあと、思い切って体を右に出す!
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この先は怒涛の核心ムーブなので、ビレイするONさんも緊張されたことと思う。

最初の核心、左手のサムカム。ここでしっかり持つこと。
パツパツなのできまる場所が良く見えない。その後はカチへとばし、足上げ。
この足がただ置いただけだと必ず滑る。このときも一回滑った。
足先を搔きこむ意識を保ち、そのままアンダーでハンドジャム。これがきまるとグッと体が上がる。
そこから先はフィンガーを確実にきめながら足を上げてしっかり乗り込むだけ。
ONさんが前回動画を撮ってくれていたおかげで、この最後のパートのイメージはしっかりしていた。
何回も何回も頭の中で登ったとおりに、動いていた。

そしてついに…!リップを掴み、トップアウトを果たす!

なんて言ったのかなんて覚えてない。とにかく声が出た。
うれし涙が出てた。騒がしくてごめんなさい。

下りて、全身の力がどっと抜けた。
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こんなに懸命になって何回も何回もトライした「テレポーテーション」。
やっと登れた。

もうダメかも、とか
一生登れないかもしれない、とか
またカムが飛んでしまうかも、とか
期待に応えられなかったらどうしよう、とか
どうしても登りたい・登ってやる、とか
散らばっていたいろんな気持ちがすうっと一箇所にまとまって、消えた。
同時に肩にズッシリと乗っていた重荷は、いつの間にかどこかへ行っていた。

諦めなければ、いつか登れるんだ。

またひとつ壁を乗り越えた実感が沸いた。

************

このルートにトライするにあたり、色々な方から応援・励ましを受けました。
そして祝福の言葉もたくさん、本当にたくさんいただきました。

登るときは一人だけれど、自分は独りで登ってるのではないんだ、と思えました。
力を与えてくださったすべての方に感謝を申し上げます。
ありがとうございました。

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10/25 秋山郷・布岩  

秋に湯沢なんて初めて!

なんと、秋山郷にある岩場・布岩まで行って来ました。
雪の無い時期に関越や上信越道に乗るのも稀。

秋山郷への途中の道は、その昔北志賀から野沢や津南、十日町や栄村を抜けて湯沢まで行ったことが。
その時は猛吹雪の夜中。真っ暗で車ごと遭難するかと思った。

しかし紅葉の季節はこんなにいいところなんですねぇ。

アプローチの道路からすぐ見える布岩。登れるのは一部。
残念ながらかなりのルートが自然に還っている。
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道路わきから踏み跡をみつけるのは情報がないとかなり難しいんじゃ?
よーく探すと、ありました。
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岩場に到着。陽が当たってとってもあったかい。というより暑い。
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しかし美しい景色だこと。。。
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紅葉まっただなか。
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ONさんがアップで5.9+の右端のルートを2P繋げて登る。
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見てください、この高度感。2P目終了点から。
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私とIKさん、SGさんは「練習用」の二つルートでアップ。
右はハンド5.8、左はフィンガー5.9。
ここの岩場はどこも隣のルートがとても近いのです。
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その二つのルートの終了点。自作?が二つ、ペツルが一つ。
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そしてやたらと飛んでいるてんとう虫。カメムシもいっぱい。
私なんてフィンガーのルートやってたらジャミングで潰してしまって、臭いったらありゃしない。
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三人が入るアングルで撮ってみました。とってもいい雰囲気。
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さていよいよメインの中央壁。
「3add2」5.9の1P目をIKさんがオンサイト!
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「ゼロポイント」5.10bのOSトライ中のONさん。
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その左隣の「冷や汗ワイド」5.7を登るSGさん。ん?ワイド…?笑
時間があればやりたかったなぁ。出だしはOWより若干狭い幅。
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次に自分は「3add2」5.9を2P続けて登る。その長さ35mほど。
下降は1P目テラスまではロワーダウン、テラスにある終了点から懸垂で回収する。
このパターンが初めてだった自分、考えながら手間取りながら。。
そしたら。
あろうことか末端に結び目がある状態で自分より上がってしまった。
幸い3mほど上、そこまでは絶対落ちない自信はある簡単なクラック。
方法に迷いましたが、常にカムで2つセルフを取った状態で登り、末端をほどいてクライムダウン。
無事に地面に到着。

イレギュラーな場面でも落ち着いて、これからの作業のしっかりしたイメージをもって
確実に行動できるようでないと。反省です。

IKさんの5.9+トライのあと、最後に40mあるという「ワンポイント」5.10aを登ることに。
こんなに高くて長いルートははじめてかも。10aとはいえ、これだけ長いと腕がかなり張る。
カム戦略も考えなければいけないし、これはマルチの技術がないと大変だ。
しかしここでも自分はヘマをやらかす。IKさんのグレーキャメロットを落としてしまったのだ。
どうも最近詰めが甘いというか油断しているというか。これはマズイですぞ。気を引き締めないと。
IKさんにはご迷惑をおかけしました。。。

写真の右はSGさん、左が自分。
途中には区切ることが出来るテラスやボルトもないので、もう1本ロープを引き上げて懸垂した。
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この写真、いいですよね。懸垂してギアを回収して下りてきたSGさんのシルエット。
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遊んだなぁ。難しくはないけど、これだけ長くて登り甲斐のあるルートはなかなかない。
まさにエンジョイクライミング。毎年とは言わないけど、また来たいなぁ。
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発案から情報収集、メールなどSGさんにはお世話になりました。
お声をかけていただき本当に感謝です!道中のガールズトークも楽しかった♪

今夜のお宿はこちら。
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お風呂のあとはもちろん宴会。いやー、毎度、石田塾の方と飲むのは楽しいです。

仮眠室、寝床がしっかりあるだけでもうれしい。あったかく眠れた。
翌日はONさんと自分が湯川、IKさんとSGさんは黒岩へ。

続く。

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速報  

週末は土曜日に秋山郷の布岩へ、
日曜日は湯川でした。

その湯川で、ようやく、本当にようやく「テレポーテーション」5.10dをレッドポイントしました。

詳細はまた後日アップします。
応援ありがとうございました。

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10/19 湯川合宿2日目  

湯川での合宿。2日目の朝。
あまりにぐっすり眠っていたので、目が覚めたとき一瞬家かと思ったくらい。

部屋の窓から寝ぼけながら外を見ると、八ヶ岳が赤く染まっていた。
携帯から撮って傾いていたのを処理したら写真がイマイチ。
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かけ流し温泉宿ですから、朝風呂へ行かなくちゃもったいない。
最高ですね、こんな朝。

朝ごはんのあと、皆様それぞれの岩場へ散っていく。
講習のSRさんとARさんは小川山へ、STさんとSGさんはハコヤ岩目的で同じく小川山。
残る私・NMさん・ONさん・Hさんはここ湯川。

早朝は畑に霜が下りていて冷えていたけれど、日が当たってくると暖かく、ちょうど良い。

岩場には一番乗りだった。そのうちYFクラブの杉野さん講習で、たくさんの方がお見え。
あっという間に大盛況。
アップで4人ともデゲンナーを登りテレポテーションの前に戻ると、SJさんがいらしていました!
お会いするのは春以来。うれしかったー!

壁に日が当たらないうちに、NMさんが「テレポ」トライ。
きっちりとRP!とっても安定していて危なげないクライミング。お見事。
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同時にONさんは「テレパシー」5.10dをRP。素晴らしい成果。
この脚の長さは何事!?
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久しぶりのクラックだというのに、フォーサイトをRPしたHさん。
加えてバンパイヤもRP、北京の秋をOS。フェイス修行の成果なのでしょう^^
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この日は幸運なことに、杉野さんの「テレポ」トライを何回も拝見できました。
洗練されていて、力の抜けてリラックスした登り。
参考になったのかというと、自分とはかけ離れすぎてまったくでしたが。。でもとてもいいイメージをいただく。
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自分はというと、どうも上手くいく感じがせず、1本目は核心の最初でテンションをかけてしまう。

二本目こそ、となんとか気合を入れて登り始める。
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皆さんの応援もあり、なんとか上部核心まで行ったものの、フィンガーを取った後足上げで力尽きてしまう。
これは落ちる直前。足が高すぎる。
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カムを途中でセットできる余裕が無いので、上部まで登ると当然、距離を落ちることとなる。
固め取りは絶対だ。なんとか止まった。


悔しい。
自分が情けない。

そう思ったら涙が出てきた。下からみんなが見ていなかったらきっと派手に泣いていた。
しばらくぶら下がったまま、涙を袖で拭いた。
なんとかトップアウトして、下りながらムーブを一回確認した。
でも、かなり疲労してしまってあともう1トライで登れるかどうかは自信が無かった。

下りた後、なんと居合わせた杉野さんに「ナイストライでした。」って言われたのだ。
それがとてもとてもうれしかった。
杉野さんは講習で「テレポ」にもトップロープを張っていたのだけど
私がトライする前には何も言わず必ずロープを抜いてくださった。その気遣いに感動した。

そして夕方、壁が冷えてきた。
「トライしますよね」と言って、杉野さんが講習用のロープを抜き終了点を回収。
「やらなくちゃ。」迷っていた気持ちに決心がつく。

ずっと待っていらしたSJさんに先にトライしていただく。
SJさんの核心越え、気迫の声が漏れこちらも思わず力が入り、とにかく大きな声で「ガンバ!!」と応援。
本当に惜しかった。。。

自分の番。
日暮れもせまっているのでヘルメットにヘッドランプを装着しておく。
体はボロボロだったけれど、気持ちは高まっていた。
だけど、やっぱり核心上部で力が尽きてしまった。

落ちた瞬間、直近にセットした黄色のエイリアンが飛んだ。
その前に固めて取っていたグレーで止まる。
落ちた距離は怖かったけどこの時点で気持ちは晴れ晴れとしていた。出しきったからだと思う。

これを登れたとき、自分の中できっと何かが変わるんじゃないかと思う。そのときを待とう。

*********

四人で後片付けをしながら、「思えばいつの間に遠くまで来たもんだなぁ。。。」って言い合った。
だって、ちょっと前までデゲンナーで必死だったのにね。
とんでもなく難しく見えたサイコキネシスだって登ったし、今はテレポテーションなんてやってる。
自分の限界を突き破っていく行為の素晴らしさが、こうやって自分を成長させてくれるのだね。

**********

夕飯を釈迦堂でとる。
そこには石田さんはじめ講習生が勢ぞろい。
昨日一緒に宿で飲んだメンバー全員と、FKさん・IKさんも。賑やかでした^^
まるで「増やす会」@釈迦堂。楽しかったなぁ。

湯川合宿、やってよかった。また、みんなで登りましょうね。お疲れ様でした。

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10/18 湯川合宿1日目  

楽しみにしていた湯川合宿の週末がやってきた!

そう、石田塾のみなさんと一緒に登ったり、お酒飲んだり温泉に浸かったりしゃぶしゃぶしたりの
大人の修学旅行的なツアーです^^

初日の朝は、灯明の湯に8時。すっきり晴れて八ヶ岳もよく見える。

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紅葉が始まっている湯川の岩場。まだ葉が結構ついているね。
一番右端のエリアは陽が当たってとても暖かい。

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この日一緒に登ったのは、SRさん、SRTさん、ARさん、NMさん、ONさん。
SRさん、台湾坊主リード中。ビレイはSRTさん。

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この日は空いていて、なんと地元J-Wallのクライマーさんと、
リハビリといいつつ相変わらず強いハシモトさんとくまぼんさんがいらしていました!わーい。
ARさんがハシモトさんの「フォーサイト」を見てあまりに上手で感動していらしたそうです。

自分の今回の目的は因縁のルート、「テレポテーション」5.10d。
何回やれば登らせてくれるんだろう。自分にとってはかなり立ちはだかる壁。
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と、いきなり1便目でONさんがRP!すごいっ。

核心は細かいスタンスに乗るので、1トライ目は思い切ってソリューションを使ってみたけど。。

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やっぱりダウントゥがきつくてクラックには合わない。
いつもの感覚と違うので、ぎこちなくなってしまった。
NMさんと自分はこの日2便づつ出しましたが、RPならずでした。あぁ、難しい。
私、なんだか気持ちが最初から負けてるんだよな。

イメージトレーニング中を撮られていたようです^^;
踊ってるんじゃないですってば。
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自分は最後に苦手なコークスクリューを、
NMさんとONさんはその裏のトポには無い「ラプター」でクールダウンして本日の合宿はおしまい!
明日こそ登れるかなぁ。。

灯明の湯に戻ると、二子山中央稜へ行っていたSTさんとSGさんが到着されていました。
夕食も一緒にできてよかったー!北海道遠征後のHさんもはるばる茨城より到着。

温泉に入って暖まったあとはみんなで賑やかに美味しい食事!
温泉水でのしゃぶしゃぶが野菜たっぷりでうれしい。
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ビールを飲みながら、今日のクライミングについて語り合う。
SRTさんは日帰りでここで退席されました。

部屋に戻って飲みなおし。
なんと、誕生日だったからとシャンパンとチョコレートいただくサプライズ!
感激でしたぁー!

途中酔っ払ってワインをこぼし、ARさんのトポを汚してしまう失態。ご、ごめんなさい。。
ARさんはとってもよく気がつく方で、素早くふきんを取ってきてくださったり
ワインオープナーを宿の方にささっと行って借りてきてくださったりと、頼りになりました。
自分なんぞ、酔っ払って腰が重く役立たずの名ばかり幹事でした。

宴会は本当に楽しかった。
24時近くまで盛り上がっていましたものね。
同じ志を持つモチベーションの高い方々だから、話をすればするほど深くなりキリが無いほど。
変態同士のシアワセな時間を過ごしました(笑)

翌日は講習組と小川山転戦組と湯川居残り組で分かれます。
おやすみなさい。
疲れから、かなりぐっすり。

つづく。

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誕生日  

10/16は誕生日でした。

夕方に待ち合わせて、茅ヶ崎の郊外にある小さなイタリアン食堂へ。
gnam gnamというお店です。

予約してくれた前菜の盛り合わせのボリュームがすごかった!
とっても美味しく、ゆったりして居心地の良い時間を過ごせました。

プレゼントにファンボードのニットケースをもらいました^^

カラベルのざっくりとしたローゲージのマルチボーダーのとっても素敵なケース。
良くある毛羽立ちやすい生地じゃないし、これに入れて部屋に置いてあるだけでいい感じ。
感謝。
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駅に戻って、二軒目で飲んでほろ酔い。
とってもいい日になりました。

category: 日々のこと

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10/15   

台風が去ったあとの海。

いっきに穏やかになる。

6時前ということでまだ暗い。でもドラマチックな色彩のある朝。

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category: 波乗り

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10/13 鵠沼  

台風19号がこれから来るといわれた13日、

この日は夜から大荒れだったけれど日中はずっと北風で、後半はサイズアップし
敷居の高いポイント、「稲村アウトサイド」ではプロやローカルのセッションだったらしい。

鵠沼も、ものすごくカタチのいいピークがあり、そんなところは上級者がみんなガッツリ波を持ってく。

自分は仕事だったので朝早く入った。
不思議に思われるかもしれないが、潮周りのせいもあるけど風とうねりの向きで
台風が近くに来ているのに海は前日より穏やかになっていることもある。
この日の早朝もそのパターンだった。
自分が入ったときは最大で胸だったけど、昼過ぎからはどんどんサイズが上がっていた。

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category: 波乗り

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バンフマウンテンフィルムフェスティバル2014  

バンフマウンテンフィルムフェスティバルへ今年も行って来ました。



10/10の平日。プログラムA・B。
Bのほうが若干混んでたかな。

自分のしているアウトドアスポーツすべてのショートフィルムを観る事ができ、刺激を受けた。
毎年ことながら、本当に楽しみにしている映画祭。

印象的だったのはSpice Girl Reel Rock7 と
グランプリの North of the Sun 。

North of the Sunのほうはバンフには珍しくサーフィンのドキュメンタリー。
アイランドでいい波当ててるエキスパートライダーの、華麗な技のオンパレード。
っていうよくある映像ではないところが良い。
ちょっと脚色あるような気もするけど。。

いつだったか、自分は以前のバンフのアンケートで「サーフィンのショートフィルムが観たい」
って書いたことがあった。
パタゴニアPRESENTSだし、当然あってもいいと思ったのだ。
実現してびっくりだ。

それにしても、以前のタスマン海カヌー単独横断のフィルム「ソロ」が強烈過ぎて、
ここ数年少々こじんまりまとまってるなぁ、という印象もあるけれど。

来年も期待!

category: 展示・展覧会・映画

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稲刈り  

連休の初日、実家の稲刈りをした。
実家から車で10分程度の川のそばのある、もち米と古代米の田んぼだ。

メインのうるちのほうは、近所の専業農家さんに大型のコンバインを頼んで
一斉に刈り取って脱穀・乾燥までお願いすることになっているため。
もち米と古代米をやってしまうと混ざってしまうので。

コンバインを使わずに稲刈りする場合、手押しの機械で刈って一束ずつになった稲を
パイプを組んだ干し棚にかけて天日干しをする。
乾燥したら脱穀機で籾殻だけ取り、藁は畑などに使うため持ち帰る。

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父と妹夫婦、私で。
それに加え、急遽手伝ってくれることになった大学の同窓生のNちゃん。

Nちゃんは8月に乳がんの手術をした。
仕事は休職して静養している。
治療はひと段落したものの、投薬と検査は引き続きしていくことになるのだそうだ。
同窓生みんなで治療の応援をしている。

先日埼玉の農家さんのところで収穫や雑草取りのボランティアをして、自然から力をもらった、
と言っていて、うちでも何か手伝えることがないかと連絡があったのです。

ちょうどタイムリーに稲刈りだったので、提案したところ来てくれるって。
力仕事なので体力的に心配していましたが、初めての田んぼと稲刈りで終始
「気持ちいいねー!」って言って、時折飛び出すカエルや虫にも喜んでいました。

普段から古代米をご飯に混ぜているということで、
自分の食べているものが育っているところを見ることが出来てよかったみたい。
帰りにはちょうど出始めた原木しいたけの収穫をして、お土産に持っていってもらった。

自分には当たり前の環境だったけれど、こうやって自然は力をくれるってことを再確認したのは
Nちゃんからの言葉からだった。恵まれていることに慣れてしまっていたのだ。

田畑の作業は汚れるし、きついし、くさい。
でもね、それごと全部生命の営みだから。
農業だけではない。漁業、畜産、林業など自然と接する職業の人はみんな、感じていると思う。

category: 日々のこと

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10/12 水族館前  

連休中日。
どこのポイントも混雑が続く。

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潮周りによってだいぶサイズ・コンディションが変わる。
朝はお化けセットが頭オーバー、一直線のどダンパー。
だけどたまに切れた良い波が入る。それに乗れれば最高。

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いつも小さい波の湘南、たまにこんなに大き目が来ると乗ったときに何していいかわかんなくなる。
でっかいターンをすればいいんだけど、いつもの感覚だと間延びに合わせられなかったりするのよね。
ただショルダーに向かって加速しながら滑るだけでも最高に波のパワーを感じる。
この時間がなにより楽しい。

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ライフセービングの大きな大会が開催されていて、エリア規制が入っていました。

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category: 波乗り

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10/10 鵠沼  

10/10、自分は体育の日っていうイメージ。今は違うけど。

連休は休みではない代わりに、木曜と金曜に出かけることにした。
木曜は波乗りの1日。
この日は昼過ぎから都内へ行くので朝早く海へ。

19号のうねりは、台風の進路の関係で急激に強まることなく良いサイズで続く。
珍しく波の続く湘南はみんなそわそわしてるように見える。

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category: 波乗り

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10/9 鵠沼・チーパ-・パーク  

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写真は朝の鵠沼。

日曜日に行方不明になっている大学生のサーファーの捜索が引き続き行われていた、鵠沼。
あの日は18号のうねりで確かにサイズがあった。
早く見つかりますように。

今朝は19号からのうねりっぽいものが入ってきている?
実は今メインで使っている、まっちゃんのつてでお願いして作ってもらった大事なボード。
外に置いていたために台風の風で倒れた自転車に当たって、フィンボックスごともげてしまったので
修理に出さなければならず。そのかわりに以前弟が知り合いにもらったショートボードを出動させた。

それがまた、大変。ちょっと昔流行ったカタチらしく、アウトラインが細い。そして薄い。
したがって浮力無くてふらふら。
そのかわりドルフィンはしやすかったけれど。。

やはり段階を踏んで板短くしていかないと自分には厳しそう。

*************
まっちゃんが10時過ぎにきてくれて、ハセくんと待ち合わせしてるパークへ移動。
そう、今日はみんな時間がとれたのです。
迷ったけど、サイズがある程度あったのでロングボードを一年ぶりくらいに出した。

朝からチーパーに入っていて、一旦上がってきたハセくんにちょうど会えて良かったというチーパーへ行く事に。
潮が上げで、ちょっとタプタプしていたけど、人が全然居なくて快適だった。
久々のロングは重くて動かせなくてびっくりした。でも乗ってるうちに乗り方を思い出した。

ハセくんが用事で上がり、私達もパークへ移動。リラックスできてちょうど良いサイズだった。

ロングから一旦短くして、また乗ってみると意識がまったく違ってくる。
漫然と乗っていたんだなぁと思うのだ。
動かせる板の視線からの波と、直線的でトリムしながらクルーズするロングから見た波。
どっちも楽しいし、どっちもわかってきたから見えてくる世界。視界がぱーっと広がってきた感覚。

ますます波乗りが面白いと思う。

************

夕方は平塚のお好み焼き屋「吉香」へ。
美味しかったなぁ。お店の雰囲気はまったくお洒落とかそんなんではないけど、それが良い。

彼がいかに波乗りに情熱を傾けてきたのかが分かるエピソードを聞くことができた。
その話をするときが、とっても楽しそうだったし、なんだか羨ましかったな。

category: 波乗り

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10/4-5 白馬  

海からあがり、急いでキャンプの準備とボルダーマットなどを車へ積み込む。

さー、行きますか。白馬に。

八王子あたりは高速が渋滞してたので、下道で相模湖まで。
秋に白馬へ来るのなんて、昔フリースキーやっていて五竜でウォータージャンプしてた頃以来かな。

計算どおり5時間で白馬アルプスオートキャンプ場へ到着。
(これは翌朝の写真)
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ラインが張ってあり、呼びかけ人海苔さんのハイエースからはサイドオーニング(素敵!便利!)。
タープもたくさん。車もいっぱい。そして生ビールサーバーが!!
いつもは冬にお会いするようなメンバーにこの時期白馬でお会いするのは初めてかな。
かけつけで一杯、美味しいビールいただきました^^

時間が時間なので(15時すぎ)、急いでマットを背負ってすぐ近くの四角岩へ。
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前回登ったときは春。雪解けで水量が多く渡渉で足を濡らさなければならなかった。
今回はクロックスで、濡れずにラクにアプローチできた。
以前井上D助さん達がフリーファンの取材で登っている記事がこちら
ちなみにTAKIさんは、私がクライミングを始めたきっかけになった方です。
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この四角岩、高さが5mくらいかな。私が登りたいラインは細いクラック沿いに左上する2級。
まさにフェイス。慣れないチャートの岩。この高さと足が滑りそうなところが精神的にきついところ。
核心は上部、三角の穴ガバを取って足をハイステップしてリップをとるあたり。
ムーブを思い出すのにちょっとかかったものの、やはりそのムーブでは三角の穴を取るクロスが怖い。
いいスタンスからは自分の身長だと5センチ足りない。
もし165cm以上なら、結構簡単に感じるんじゃないかな。自分だと体感1級は確実にあるような気がする。

考え直して、穴を左手で取りに行くことにした。
左側にはスタンスが無いので、右足一本で踏んでデッドで左手を飛ばすことになる。
そのムーブにしてからすぐ、リップのオニギリの脇のV字に右手が入ったのでジャミングしたら
ジャリジャリ砂が溜まっていて、それでマントルは抜けたら恐ろしいので飛び降りてしまった。

結局最高到達点はそこで終わる。残念でした^^;

片づけしながらの空がきれいでした。お天気なら岩の向こうには白馬鑓や杓子が見えるのですよ。
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サイトへ帰り、テントを設営、合流。
みんなすでに良い感じに出来上がっておられました。昼過ぎから飲んでるんだもんね、そりゃそうか^^

kouchanが持ってきてくれたアオリイカをさばくのを手伝ってみました。
水にじゃばじゃばさらさずに、ペーパーでふき取りながら皮をはぐのが旨みを逃がさないコツだそうで。
お刺身、美味しかったー!感動級。透明で甘くてプリプリ。山盛りでした。
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焚き火をしながら、冬の話をして盛り上がる。とっても心地よい時間。
結局24時くらいに就寝。

翌朝5時半に起きてテントを片付け、みんなが起きる前にひと登りしようと
芝生の上で準備運動としてヨガやっていたら小雨が降り出してしまった。
松川の岩は濡れたらもうダメなので諦めて、完登は次回のお楽しみへ^^
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夕方に職場の秋祭りがあり、それまでに帰らねばならないためにそのまま帰宅。
みんなが起きる前だったので、ご挨拶ができなかったのが残念。

海苔さん、取りまとめや準備、美味しいビールと手打ちうどんありがとうございました!

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10/4 辻堂第二駐車場前  

土日は白馬へ行って、松川でボルダーして、
たくさんの滑りのお友達と生ビールキャンプするのだー!

でも、台風18号、こっちに来る。。。

出発の4日早朝、波情報からメールが届く。台風うねりが程よく入り始めている。
本当は昼前に白馬へ到着するために、5時ごろ家を出る予定だった。
でも波が良さそうだったから思わず1時間ほど入ってきちゃったのでした。。

いつもは人もまばらな第二。この日のこの時間はちょっと良かった。
ゆるいオフ、サイズは腹から胸、たまーに肩くらい。

珍しく人がそれなりに居た。
でもポイント的にあまり面倒なサーファーはいないので、乗れたし楽しかったなー。

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category: 波乗り

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9/28 小川山  

おはよう!
静かで目立たない場所にテントを張ったので、ぐっすり眠れた。
昨晩の焚き火でスモーキーな香りがする自分が気になり、早朝にコインシャワーへ。

さっぱりして、目が覚めたのでそのままテント撤収にはいる。
そして太陽礼拝をして腰の調整をする。

朝ごはんは軽くバナナを口にして7時には哲学岩へ。
8時半には今日一緒に登るNMさんとMRさんが到着する。それまでの時間の朝練だ。
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最後のパート練習をし、つなげるも朝イチはやっぱり調子が悪い。
たぶん岩もまだ結露していて若干湿っていたのだと思う。
調子が良くなってきて、よし、本気トライ。
今までで一番いける!と思ったけれど、やっぱりリップが止め切れなかった。
直前のクロスして足上げムーブの強度がきついのだ。
どうにか少しでも楽にならないかなぁ、と足位置を探る。
と、左足の足位置を5センチほど下げて乗り込んでみると、負担が減った。
よし、次はこれで行こう。潔く切り上げ、急いで駐車場に戻る。

MRさんはSGさんたちと兄岩へ。
自分とNMさんは親指岩へ。
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クレイジージャム。いよいよリードトライ。
(一年前にトップロープで触ってしまっているのだ。。。)

紅葉が少し始まっている。日差しがやさしい。
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アップで小川山レイバックを一本ずつ登る。

そしていよいよNMさんのオンサイトトライ。
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ワイドのパートを抜けた…!これは、いける!
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…そして、NMさんのクレイジージャムオンサイトは達成されたのです!
先日のキビタキのフラッシュ、サイコキネシスのOS、そしてクレジャム。ものすごい成果。
パンプ2のある中野島の近所に引越ししてからますます強くなられて、なんだか遠い人に感じてしまいます。

勇気をもらって、自分もいくぞ!
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ここからのワイドパート、奥のフィストが広くて効かない。
足も思うようにヒール&トゥが出来ず。
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結局抜け口でフォール。
あまりに悔しくて不甲斐なくて、自分が情けなくなった。泣きそうになった。
ヘルメットをかぶっていたのも邪魔になったので、途中に置いて再度トライするもかなり苦労した。
トップアウトするも腕が終わっていたと言うレベルを超えて、肩まで重く力が入らなくなっていた。

…今日は、もう無理かもしれない。
重く苦しい気持ちに陥る。

NMさんは再トライに付き合ってくださるとおっしゃって、回復を待つことにした。
正直に言って、この消耗度合いだとただのムーブ確認になってしまうかも、と思っていた。

その間、近くのお殿様岩へいってワイドの5.9/10a「しぐれ」の偵察を。
反対側の「陽のあたる場所」も確認した。
ちょうど終了点のリボルトを行っている最中でウイーンとドリルの音が響いていた。

上の枯れ木しか見えなかったのでこのときはトライしませんでしたが、
NMさんはしぐれの終了点がきちんと確認できれば登りたいそうです。自分も興味あり。
そのうちやってみましょう!

16時前。そろそろ再トライの時間だ。

ふう、と一息ついて覚悟を決め、準備に入る。
1日ずっと親指岩に居て、見守ってくださっていたアイロンさんが帰り際「僕からのアドバイスがあります」と。
そのアドバイスは以下。

*左手は肩より上げず奥へ奥へときめる
*フレアしているので右足のジャムはなるべく奥へ入れ、ひざを曲げ過ぎないで少しずつ
*ヒール&トゥの時のつま先は下げて、かかとのフリクションでとめる

以上の3点を頭に叩き込み、登りはじめる。
その場に居たペアの方々も帰り際「頑張って!」と声をかけてくださった。

下部は思い切りが必要だけど難しくはなく、むしろその上から徐々に広くなるハンドサイズが辛い。
途中で腕が張ってきて、「もうこれは無理かもしれない」と思い始めた。

いや、ダメだ。自分で自分を信じなかったら、登れるわけがない。
行かなくちゃ。登るんだ。

なんとか、ワイドのパートへ突っ込んだ。

相変わらず奥のフィストがきかない。前腕に力を入れそこで止めている状態。
同時に肩を限界まで挟み込む。ヒザが入る箇所は両手が離せた。
さっきより時間はかかっているけど、休めている。ジワジワと力が戻ってくるのを感じた。

そしてアイロンさんからのアドバイスどおり少しづつずり上がる。
左手はとにかく奥へ入れた。
さっき落ちた抜け口を越えかけて、ここで体を正対にしてしまいたい気持ちを抑え
確実にヒール&トゥで体を上げた。
すると、ガバがラクに掴めた!抜けられた!

「抜けたぁー!」
思わず声が出る。

ここから先はちょっと嫌なスラブ乗り込みだけど、得意分野なので自信があった。
落ち着いて、トップアウト。

やり遂げたんだ。

てっぺんからの景色を味わう。一回目と気分が全く違う。素晴らしい風景。こんなんだったっけ?
安堵感で力がどっと抜ける。

NMさんに写真をとってもらいました。髪の毛ぼさぼさ。
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晴れ晴れとした気持ちで下山。駐車場でアイロンさんに会い完登の報告ができて良かった。

お風呂に入り、境川で食事して、今日のことを思い出しながらの帰り道。
また少し、自分に自信がついたのかな。

諦めないでよかった。

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