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浮遊

海に浮かび雪に遊び岩にはりつく、ものづくり人間のまいにち

2/3 浮山橋  


木曜の夜から金曜にかけて雨や雪が降った週末。
NMさん・富山からのKNさんと。

朝、岩場に一番近いセブンで先に到着されていたKNさんから
「滲み出しすごいです!」との連絡。。

なかば諦めの気持ちで様子を見に行く。
うーーん。
確かにいつものところ、ポタポタしたたってるしそれ以外の数箇所も黒っぽく湿っているよう。

快晴予報ではないからすぐには乾かないだろうけど、12月のコンディションよりはマシか?
ということでとりあえず来たからにはやろう、と決定。

いつものように「トラベルチャンス」でアップ。
しかしホールドがヌルヌルしているように感じて力んでしまい、ちょっと疲れてしまった。

このときはこんな様子だったのでまさかこの日に登れてしまうとは思わなかった。

**************

NMさんがリード・KNさんが回収ののち、自分の番。

ハーネスにギアをぶら下げ、キーになる黄色エイリアンの延長にはペツルアクセスの25cmスリング。
前回NMさんが発見した右上クラックにセットできるナッツを採用、
ビナはセンチュリーでSJさんがやっていた方式ですぐクリップできるように作った。

前回落ちた箇所での失敗の理由は把握していた。
対策としてのムーブは作っていたので、あとはやるだけだった。
だけど、登れるはずという確信は無かったしそこまで自分を信用しきれてはいなかった。

最初の核心のさかさま両手ハンドからの振られに成功して、「行くしかない」と思った。
そこからは不思議と冷静で、ムーブをよどみなくこなしていた。
ロジャーさんがよく言っていた、呼吸。気がついたら息を吐いた。

ナッツのセットはとてもうまくいった。この後のボルダームーブの力が残せた。
ガバ取りの前のハンドがしっかりきまって、登れる、完登する、と強く言い聞かせた。

クリップの前の一連のムーブで落ちるクライマーを見てきたので、ここでもしっかり動きを決めていた。
そのおかげで十分なレストをはさんで落ち着いてクリップができた。

ガッツポーズ。そして大きな声が出た。登れた。



それにしても、写真をあとから見ても本当にこれは自分なのか?と不思議で仕方ない。
確かに登っている時はまぎれもなく自分なんだけど、
鈍臭くて弱気で、
運動なんて全然得意じゃない真の姿を知ってるから、違和感がありすぎるのだ。
登っているときの自分と、自覚している自分との乖離。

でも、だからこそこんなふうにクライミングによって弱い自分が強くなれていくことが嬉しくて、
何よりも嬉しくて、続けているんだな、とも。




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一連の動作をNMさんが撮影してくださいました。
記念になりました。嬉しいです。

NMさんとは今まで共に同じルートを一緒に挑戦し、完登してきました。
この方がいなければ今回のRPも実現していません。
感謝の言葉しかありません。

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